PowerPointで動画ファイル
遠隔授業の準備、お疲れ様です。
Zoomが提供されていて、オンラインで生配信される場合は、通常通りのPowerPointでお話しすれば良いと思いますが、私はそうではありませんでした。
そして30分を1本つくるだけ、でしたので、追加で経費をかける気にもなりませんでした。Windows 10とOffice 365 ProPlus(Office Professionalと同機能)の機能のみででファイルをつくりましたので、そのメモを置きます。
1. PowerPointのプレゼンファイルをつくる。
2. ナレーション原稿をつくる。
PowerPointのノートでも良いですが、Wordでつくりました。
3. スライド1枚ずつ、ナレーション音声ファイルをつくる。
自分で読んでももちろん構わないのですが、私は自分の声が好きでは無いので、機械に読んでもらいました。Microsoftのナレーション。「ナレーター」で検索すると、音声選択ができます。私は日本語のAyumiさんを選択。
ボイスレコーダーを起動した状態で、Wordで読みたい部分を選択、ボイスレコーダーの録音開始、Wordで読み上げ開始、という流れです。録音したら、すぐにファイル名を変えます。後で何だかわからなくなるので何らかのルールでファイル名をつけます。私は、スライドのタイトルを基本につけました。
4. スライドに音声ファイルを埋め込む。
「挿入」メニューで音声ファイルを入れます。アニメーション画面で、再生のタイミングを設定。私は「直前の動作の後」にして2秒後を設定しました。スライドが切り替わった2秒後にナレーターが始まる設定です。
5. スライドショーで音声を聴きながら、レーザーポインターやペン書きを入れて、録画する。
スライドショーメニューから「スライドショーの記録」を選び、画面左下のマウスポインタ―メニューから「レーザーポインター」を選びました。ペン書きでがんがん書くスタイルでもないので、「レーザーポインター」で十分です。デフォルトは赤です。録画を開始すると、カウントダウンの後、スライドショーが始まります。キーボードのCtrlキーを一緒にマウスの左クリックするとポインターが出て、離すと消えます。スライドを次に送るときはキーボードの↓か、画面の→をマウスでクリックします。
6. 動画ファイルにエクスポート
保存や印刷のメニューの下に「エクスポート」があるので、ここから、ビデオの作成を選びます。ファイルサイズ削減のため、標準(480p)を、記録されたタイミングとナレーションを使用する、を選んだ状態で、「ビデオの作成」を押します。
7. YouTubeに限定公開
URLを知っている人しか再生できないように「限定公開」を選んで動画を載せます。
8. URLを告知
動画を見て欲しい対象者に、URLを伝えます。
という流れです。私が一番苦労したのは3. でした。私のPCにはマイク端子が無く、仮想環境が必要でした。別noteに書きます。