繰り返すニキビループ撃退!腹弱で【あごニキビができやすい私】のおすすめ対策3つ!
こんにちは。アーユルヴェーダアドバイザーのウィジェシンハ真季子(@makiko_wj)です。
わたし自身、思春期ニキビよりも大人になってからのほうがニキビに悩まされていました。それは忙しさからのストレスも一因なのですが、最大の原因は胃腸が弱いこと! だと気づいたのです。
牛肉や油を分解する消化酵素がすくないのか…
乳糖を分解する消化酵素もすくないのか…
牛を愛する丑年オンナなのに相性はすこぶる悪めで万年片思い。
しかも刺激物質にもかなり弱めな胃腸の持ち主です。
消化酵素を増やすことはできませんが、胃腸が弱くてニキビができやすい人に向けて参考になることがあればいいなと思い、私が気をつけていることを簡単に3つ書いていこうと思います。まずは1つからでもいいから試してみて欲しいことを厳選してみました。
繰り返すニキビループを断ち切る
『ニキビができたら、薬を塗りつつ食事にも気をつけている!』なのに治らない、もしくは治ってきたのに、また違うところにできている。
なんてことはありませんか?
この繰り返すニキビのループを完全に断ち切りたい。できやすい体質の人であればなおさら。
そのためには、まず「自分の身体のリズムを知る」ことが大切です。まずは、手帳の片隅にでもいいのでニキビ日記をつけます。これは絶対やってほしいことNo.1!!
一生このままはイヤなはず。だからこそ
●できにくくする
●できたとしても膿んでしまうような悪化を防ぐ
ということを意識し、うまくお付き合いしていく方法を一緒に見つけていきましょう。
まずはどんなときにニキビができるのかを観察!
あなたのニキビは「いつ」、「どんなとき」にできますか?
●生理前
●暴飲暴食後
●お腹の調子が悪いとき
●特定の食品を食べたとき
●疲れたとき
●ストレスを感じたとき
●睡眠不足
●お酒を飲んだとき
●急激な温度変化があるとき
●化粧品を変えたとき
というのが大きな原因として多いのではないでしょうか。
『もともと胃腸が強くない×生理前の食欲モンスターのおかげで爆食』という複合的な場合もありますが…。
●生理前
プロゲステロン(黄体ホルモン)が多く分泌するこの時期は、ホルモンの影響で皮脂も多く分泌されやすくなっています。
そのため毛穴がつまりやすくニキビができやすいと考えられます。
●暴飲暴食後
もともと胃腸が強くない人は、パンパンにはち切れるくらい食べてしまうと、腸で消化しきれず、大腸でうまく水分を吸収してくれなくなり、お腹も壊しやすくなってしまいます。
このとき腸内フローラのバランスも崩れやすく、悪玉菌が優性になっていると、結果的に”ニキビができる”にも繋がってしまいます。
●お腹の調子が悪いとき
暴飲暴食後と同じように、腸内フローラの乱れからニキビになることも。
※慢性的にお腹の調子が悪い場合は胃腸科の先生に相談してみましょう
●特定の食品を食べたとき
私の場合は、牛肉を食べすぎると、消化されていないように感じ「お腹が重い」、時間の経過とともに「胃、小腸、大腸と順番にキューッと痛くなる」ことが多いです。これは油や牛のタンパク質を分解する酵素が少ない、もしくは持ち合わせていないとも考えられます。同じ動物性のタンパク質でも豚肉や鶏肉では、このような不調を感じないからです。
このように消化不良のままでは、腸のぜん動運動の働きが鈍くなりやすく悪玉菌も発生しやすくなります。悪玉菌が出す有害物質が血中をまわり肌に到達するとニキビの原因にもなりえます。
うどんやパン、唐辛子など腸を刺激しやすい食品の許容量は、人それぞれ異なります。自分が消化不良になりにくい分量を把握しておきましょう。
●疲れたとき
肉体的にも精神的にも疲れていると、「食欲がない」、「眠れない」となりやすく、元気な細胞をつくりにくかったり、睡眠不足から皮脂分泌も過剰になってしまうことがあります。
またホルモンバランスも崩れてしまうことがあるので、男性ホルモンが多く分泌されていると、皮脂腺が多くあるあごにニキビができやすくなります。
●ストレスを感じたとき
ストレスは万病の元ともいわれますが、肌にとっても同じ。仕事や家庭、恋愛や緊張などストレスを感じるとコルチゾールというストレスホルモンが分泌されやすくなり、皮脂の分泌も促されてしまうのです。
自分で体感していなくても、身体はストレスを敏感にキャッチしています。
●睡眠不足
自律神経の副交感神経は、寝ている間に活発になり胃腸を動かしてくれます。このとき大腸では水分を吸収し便を外に出す準備をしていますが、睡眠不足が続くと交感神経の方が優位になり、胃腸の働きも弱くなりやすいので、お腹を壊しやすかったり便秘につながる場合もあります。
睡眠不足で皮脂が過剰に分泌することと、腸内環境の乱れでニキビができてしまうのかもしれませんね。
●お酒を飲んだとき
過度なアルコールの摂取は、アセトアルデヒドを分泌するので、それが血中を通って肌に届くと、炎症が起きやすくニキビの原因にも。
また糖質が高いお酒は、皮脂分泌も促しやすいといわれているので、ビールや梅酒、カクテル系のお酒は飲み過ぎに注意しましょう。
●急激な温度変化があるとき
夏は外の暑いところから、冷房が効いた室内に。冬は暖かい室内から寒い外へなど、身体が寒暖差を感じると血行不良になりやすく、肌に栄養素も届きにくくなります。
また急激な寒暖差で血管が収縮されると、腸にある血流も悪くなりやすく腸の運動機能も低下しがちに。だからお腹がキューっと痛くなると考えられます。
このような状態が1日、2日ではニキビの原因にはならないと思いますが、慢性的に繰り返すとニキビの原因にもなりえます。
●化粧品を変えたとき
例えば新しい化粧品の保湿力が足りないとき。
乾燥によりターンオーバが乱れやすいということはわかっているので、本来なら排出されるはずだった角質が毛穴周りに蓄積されやすくなります。そのため毛穴を塞ぐことで皮脂分泌が過剰ではなくても、ニキビができることがあります。
また、閉塞感が高すぎるワセリンやミネラルオイルなどが配合されている化粧品は毛穴を塞ぎやすいため、皮脂分泌が多い人はニキビができることも。
”肌に合わない化粧品でニキビができる”については、長くなるのでまたの機会に。
「いつ」、「どんなときに」ニキビができやすいのかがわかったところで、今回は”暴飲暴食後”や”お腹の調子が悪い人”向けの対策を見ていきましょう。
腹弱の人が注意したい「ニキビができにくいようにする」ポイント3つ!
①お目当てのものを食べる日を最低でも2週間前に決めておく
「今日はラーメン食べるぞ!」といきなりラーメンを食べるとお腹を壊す率7割。
※私調べ(こってり系や中華料理にいたっては8割)
急な思いつきでヘビーな脂質は、消化器官も準備ができていないのか…やられます。
アジア旅行へ行く前に「今から日本食じゃないものを食べるよ!」と言い聞かせることに似ている気がしているのですが、わかる人います?
お腹弱い人の海外旅行好きあるある(笑)
本当のところは、重要な会議のプレゼンやピアノの発表会など、前もって心の準備ができていないと、緊張で自律神経がパニックになりやすく、腸も活発に動きすぎるということが考えられます。
だからヘビーな脂質を食べることを身体に記憶させ、自律神経にも準備期間を与えるためにも、予定は早めに立てておきたいですね。
それでも今日、どうしても食べたいという日は、その他の食事はキウイやリンゴなどのフルーツを食べるようにしています。フルーツにはビタミン類が豊富に含まれていたり、酵素も含まれているので、とにかく早めに脂質代謝を促す意味で頼ります!
②乳製品やその他の脂質を多く摂りすぎない
日本人に多いといわれる乳糖不耐症。
乳糖不耐症ではなくても、ミルクコーヒーやミルクティなど牛乳を使用したものを飲む日は、ナッツやバターなど脂質が多く含まれている食品、その他の刺激になりうるものをできるだけ控えるほうがいいでしょう。
・ヨーグルト
・チーズ
・唐辛子
・にんにく
・酢
など
コーヒーに含まれるカフェインも腸を刺激しやすいという報告もあり、相乗効果で腸への刺激が強くなる場合があるので、それぞれの食品を食べ過ぎないようにしましょう。
自分の体質を観察することで「何に弱いか」も見つけやすいはず。ニキビ日記をつけてみましょう。
③食後はビオフェルミンを飲む
お腹の調子を整えてくれる強い味方のビオフェルミン。効果をすぐに感じる人もいますが、基本的には日常的に飲んでいる方がお腹の調子は変動しにくいですね。とはいえ爆食すると壊しますよ!!
まさかの事態に備えて日頃から準備をしておきましょう。
整腸剤は様々なメーカーさんから発売されていますが、ビオフェルミンを選ぶ理由は
①人から発見された乳酸菌を配合しているので定着性に期待
②4種類の乳酸菌で小腸も大腸もカバーしている
リニューアルをして、酢酸をつくり出し悪玉菌の増殖を抑えるといわれる、ビフィズス菌の仲間「ロンガム菌」が配合されているから。さらに酢酸は血中の脂質量を低下してくれることも報告されているので、脂質に弱い人わたしの救世主でもあります。
救世主ではありますが、製品の添付文章にもあるように、約1ヶ月服用しても効果がない場合は、腸内環境ではなく疾患が隠れている恐れもあります。また感染性腸炎かもしれないときも、自己判断で服用するのではなく内科や胃腸科を受診し医師の指示に従いましょう。
それでもニキビができたら
胃腸が弱くてニキビができやすい人は、体感的にこれを食べるとお腹が壊れるという食品を自分でもわかっていると思います。
でもそれが好きなものならば、我慢せずに食べたいですよね!
だからこそ食べる前に対策をすることで胃腸を壊しにくく、ニキビも予防することができます。
例えニキビができたとしても悪化させないように
●脂質が多い食品を控える
●脂質の代謝に役立つビタミンB群を摂取
●触ったりつぶしたりしない
●毛穴が開きやすいように汗を出す
●過度な洗顔はしない
●厚塗りメイクは控える
などで対処をすると膿むほど悪化しにくくもなります。
まずは明日からできる
腹弱の人が注意したい「ニキビができにくいようにする」ポイント3つを意識し、お腹を守りながらニキビができにくい肌を目指していきましょう!