「ドラマセラピー」の葛藤
日本ではまだまだドラマセラピーが知られていないので、
普及したいという想いで、
「ドラマセラピー」という言葉を使っています。
一方で、体験したことの無い方にとって、
「セラピー」とは人それぞれのイメージがあると思います。
アロマテラピーや動物セラピーというと、
重たいイメージでは無いけれど、
心理療法というと、
トラウマや深刻な問題を抱えている方が、
大きな荷物を下ろすために
涙ながらに自分と向き合っていく、
そんなイメージがあるかもしれません。
臨床現場で精神療法としてドラマセラピーを実施する場合、
そのような大きな悲しみや苦しみを扱うことはあります。
でも、私がワンデーで一般の方に行うドラマセラピーは、
楽しいことを大切にしています!
なので、「セラピー」という言葉を使うことに
葛藤があります。。。
ドラマセラピー・ワークショップでは、以下の効果が期待できます。
・ 普段よりも感情表現することで、スッキリする
・ 心と体を動かして、ストレス発散
・ 他の参加者とドラマを通じて出会い、交流する
・ 演じることで視点が広がり、発見がある
・ 人間理解や自己理解が深まる
※心理療法的なドラマセラピーを求めていらっしゃる方は、
私は現在ご提供していませんので、他の方をご紹介させていただきます。
では、演劇ワークショップとどう違うの?
言葉ではなかなか説明が難しいのですが、
プログラムやワークは同じものをやったとしても、
ファシリテーターの狙いや観点が異なることで
参加者の体験も異なってきます。
(それは、どんなワークショップでもそうだと思います。)
次回は、誰の中にも眠る12のアーキタイプ
(幼児、戦士、賢者といった象徴的キャラクター)を
体験的に学びながら探求するワークショップを実施します。
日常生活の中で、
無意識的に発動しているアーキタイプを自覚して、
繰り返しているパターンに気づいたり、
そこから抜け出して新しいアプローチを試す
ヒントを見つけましょう!
https://makikotakeda.hp.peraichi.com/dramath.../herosjourney