弓について
自分をカテゴライズする必要はないが
私は何者かと聞かれたならば
チェロ奏者
作曲家
チェロとピアノの講師をしています。
と答えるだろう。
0から1を作るのが好きな性分で
普段そんなことばかりを考えており
その創作方法や形にこだわりはなく、
したい!やりたい!
できるかな?やってみよう!
と一人勝手に動きだす。
そんな性分だけど、
何をやってる方ですかー?と聞かれたならば、
チェロ奏者
作曲家
チェロとピアノの講師になるかな。
この職業と専攻について
様々なご質問をいただくのですが、
みなさん、
チェロについてや、なんでも
気になること知りたいことはございますか?
いきなり逆に質問をしてみたけれど。
あれば教えてください。
そのことを書いていきたく思います。
募集中ー!!です。
よく聞かれるご質問は、
なんでチェロを選ぼうと思ったんですか?
何歳からやられてましたか?
絶対音感はありますか?
使用されてるチェロはおいくらですか?
などなど…
それぞれ話すと長くなるから
いつかまた改めて書くかもしれません。
が、
使用されてるチェロはおいくらですか?
に通ずるところで、
わりとみなさん、
チェロ本体価格のことをイメージされますが、
弓ですよ。
弓もあります。もちろんピンキリですが。
私は弓を3本持っており、
1本は100万円
2本目は38万円
3本目は4万円
弓って大事です。
チェロと弓の相性、弾き手との相性、
表現しやすいかどうか
(様々な色味、音色を出せるのか)、
味わいの種類と好み、
チェロ×弓×人
総合した掛け合わせになるわけです。
それで、
合う合わないと選んでいくわけですが、
1本目、100万円の弓は、
最初の習いはじめにチェロと共に購入しました。
セットアップ商品というか、
予めこのチェロ職人のあの楽器なら、これ。
というお勧め通り、
まだチェロを習って間もない私は、
師匠の先生が試し弾きを色々してくださり、
決めたものでした。
受賞歴もあり、
今考えてもバランスの取れた
耐久性のある音色が付けやすい弓でした。
2本目の弓は38万円。
大学を卒業してから購入。タイミング。
良いと噂のあのアレを、
贔屓にしている楽器屋さん(チェロ奏者でもある)が直接買付、選定して、持って帰ってきた10本。こっそり出回る前に試し弾きする機会があった。
良いと噂のあのアレ
と言っても、
自分で弾いた感覚がすべてである。
10本の弓を試し弾き、
群を抜いて1本だけズバリ!な好みがあった。
わりと弾き手として自分はパワーのある方らしいですが、それに負けず、しなり具合が良い、様々な音色を作りやすい、粘りがある、ということで2本目を購入しました。
次に3本目は4万円。カーボンの弓。
オーケストラの練習や、
レコーディング打ち合わせ、
リハなどの時用、
他の弓を消耗させない為、
使いやすい弓としてある程度のバランスを感じ購入。
と言うわけで弓もピンキリで、
それに応じた値段、
使う用途、頻度、特性と好み、
チェロ×弓×人
チェロも大事ですが、
弓ってかなり大事です。
使用されてるチェロはおいくらですか?
というご質問は受けますが、
弓に対してのご質問はあまりいただいたことがなかったので、弓について少しお話しました。
弓、大事ですよー。
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