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「一年で一番特別な日」のエピソード

一年で一番特別な日。

それは・・誕生日♡

その人がこの世に生まれてきたという、かけがえのない日です。

そんなことを今朝のメールレターに書きました。


メールレターを書きながら、誕生日について思い出したことがありました。

それは、14年前の2月18日(金)のこと。

私の誕生日前日です。

しかも・・その年の誕生日は三十路突入という節目の時。

その時私は、小学校3年生の学級担任をしていました。

全く違う規模の学校から異動したばかりの年で、しかも教育技術も経験も大してなかった私にとっては、ものすごーく苦戦した学級でした。

授業中も落ち着かない子が多く、褒めてみたり、怒鳴ってみたり、何とか子どもたちをコントロールしようと試行錯誤するもうまくいかず、、、

結局は諦めて(笑)、私らしく等身大で子どもたちと一緒に遊んだり喋ったりしているうちに、気づいたら学級は落ち着いていました。いや、落ち着いた・・というよりは、にぎやかなまま、みんなが心穏やかに楽しく過ごせるようになった、という感じ。

てきめんに「これをしたらうまくいった!」というわけではありません。

きっと私自身が「大人が子どもをコントロールするべき」という固定観念を捨てた(諦めた?)ことが大きいかなと思っています。

子どもに関わるお仕事の方、子育て中のママたち、早めに諦めた方が良いですよ(笑)。

子どもをコントロールしようとすると、大人はどんどん疲弊していき、子どもはどんどん反発するか心を閉ざすかどちらかです。


さて、この時に学級に一番手のかかったやんちゃ君がいました。

好き放題していたけれど、すっごく可愛くて憎めない男の子。

まさにその子が、私の誕生日前日の日直だったんです。

小学校の学級で行われる「帰りの会」。

最後には、司会役の日直の子が先導して「さようなら」のあいさつをします。

その時に彼が言った言葉は

「29さい、さようなら!!」


学級のみんなも大きな声で、

「29さい、さようなら!!」


からの・・みんなで大笑い!!


「もー!やめてよー!」と子どもたちと一緒に笑いながら、『このクラス最高だな♡』と思ったことを覚えています。

やんちゃ君ふくめ、子どもたちからの愛を感じましたね。


まだ我が子を授かる前の、30歳の誕生日前日の尊い思い出です。

一年に一番特別な日、誕生日のエピソード。

あなたにもありますか??

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