見出し画像

落語作家養成講座 その5


今日は2週間ぶりの

落語作家養成講座でした。第5回目であり、さらにゲスト回第2回目でもあります。

ここ2日は会社忘年会と残業とでnoteが書けていなかったので、今日はたっぷり思うがままに書きます!

今回のゲストは春風亭柳好師匠。そして、ベテランのいろんなお話を聞くのかと思いきや、いきなり「書いてみましょう」の回になりました。

とりあえず、三題噺というのがありまして・・・と説明はありましたが、すぐにやってみようになるのですから、びっくりしました。

三題噺のお題も、クラスで募集されました。特に手が挙がらなかったので、柳好師匠が適当にさして、出てきたお題がこちら。

  • クリスマス

  • マフラー

時節柄いい感じになりましたね♪

与えられた時間は15分。最初にオチを考えればいい、とだけヒントをいただいてスタートしました。

実は、オチを思いついた途端ほぼ出来上がってしまいまして、10分足らずで書けてしまいました。そんなに長くしていなかったですし。あとは、ラジオドラマを書くときの要領で、会話の流れを良くする程度の推敲をしていたのです。

そして、発表の時間になりました。徐々に手が挙がっていろんなお話があり、本当に落語ってなんでもありだな、と思いました。さらに、初めて書くので、落語の形式で書けなければ無理しなくてよい、となっていたので、形式も様々。東京作家大学の他のクラスを受けていらっしゃるかたも参加しているので、小説のようなストーリー形式のものもあれば、シナリオっぽいものもありました。皆さん、とっても個性が出ていておもしろかったです。そして全員に寸評が付くので、その寸評も大変参考になりました。

でも、さらに発表が進むと、なかなか手を挙げづらくなりまして・・・結局手を挙げませんでした。いつもだったら挙げてると思うんですけどね。2日続けての睡眠不足で頭が回っておらず、「えいやっ!」とタイミングを決められないで、ずっと頭の中で逡巡している感じでしたね。睡眠不足はこんなところにも影響が出るか、と帰り道に反省した次第ですが。

実際には睡眠不足だったことに加え、推敲の時間は思いつかなかったのに、発表の時間になってから、「ここ変だよね」と思うところに気づいてしまったというのもありますね。そこも含めて、恥は教室でかいちゃえばよかったんですけどね。さすがに終盤に入って、歌蔵師匠とか柳好師匠が発表してしまったら、もうその後には手は挙げられませんからねぇ~。(苦笑)

ということで、後悔でいっぱいですが、とりあえず私が初めて書いた落語らしきものなので、恥かきになるのをわかりつつも、記念にアップしておこうと思います。教室でやり損ねたからと、もっと目が多いこの場にアップしてしまうのも変ですが。(爆)

「さっきね、もうすぐクリスマスだから、空眺めてたんだ。そしたら、赤いものがスーッと走ってくのが見えてね」
「おお、サンタを見たのか?」
「いや、マフラーで顔が隠れてたから、最初は誰だかわからなかったんだ」
「へーっ」
「で、だんだん近づいてきたら、トナカイじゃなくて熊がソリ引いてて」
「えっ?」
「よくよく見たら、赤い腹掛けの金太郎だった!」

といった感じでした。

まあ、笑えると思ったんですけどね。考えたら「金太郎ってソリ乗らないよな。この矛盾も含めて笑えるのか!?」と考え始めてしまいました。そのあと「そのまま熊に乗って走ってきたほうがよかったのかな?」とも考えて、結論が出なくなってしまったのでした・・・

まあ、本当に初めてですからね。このくらいで、許してくださいませ。(笑)

落協で落語台本の公募をやっているのは知っていましたが、自分には無理と思って書いたこともないんですよね。今になってこんなにハマるとは思っていませんでした!(笑)

そして、15分もあると、皆さんもっと長い物を書いてるんですよね。短くていいと思っていたので、全然膨らませていませんでした。

ということで、いろいろ学んだ講座になりました!

本日の進捗

もちろん、講座があったので、それが進捗です。

上にも書いたように、たっぷり学びがありましたので、今日はそれを噛みしめながら寝ます♪

いいなと思ったら応援しよう!