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2012年Berlin日記 05_博物館島・ベルリン大聖堂(写真多め)

この日はベルリン市街地観光。地下鉄にも乗ってみたかったので、まずは地下鉄で1駅だけ乗ってフリードリヒ通り駅まで行き、博物館島を目指します。地下鉄も改札がなく、切符を持っていれば乗れました。

駅に入ったところ、後ろを振り返って撮影

この写真の、ホテル最寄りの地下鉄の駅はU6線のFranzosische Straße(フランツォージッシェ通)という駅だったのですが、今Googleマップで見てみても見当たらない…
Wikipediaでも調べたところ、すぐ北にU5線との乗り換えが可能なウンター・デン・リンデン駅ができたことに伴い、2020年に閉鎖したようです。
なので、これらの写真は往年の姿としてお納めください。
もし今インターコンチネンタルホテルから博物館島に行くなら、U5線でウンター・デン・リンデン駅から東に1駅行くのがよさそうですね。

ほんとに首都なのかーい?と思うほど人少ない。あと明かりも少ない。
テーゲル空港行きかな?テーゲル空港も閉鎖したみたいですね…

フリードリヒ通り駅を降り、徒歩で博物館島に向かいます。写真左手に見えるDBのガード下沿いに、テレビ塔方面に向かえばだいたい着きます。距離感は、東京でいうと上野〜御徒町、くらいのイメージで楽勝で歩けました。

日本ではそうそう見ない縦列駐車の車間距離
全体的に、ベルリン感ある〜
ゴミ収集車のサイズ尋常じゃない

ペルガモン博物館

歩いているうちに、トラム沿いにペルガモン博物館が見えてきました。中は写真撮影できないので、写真は入ってすぐの大階段までです。

ペルガモン博物館は考古学系の博物館で、古代都市の遺跡が等身大サイズで観られます。
オーディオガイドが日本語にも対応していたので借りましたが、お陰で考古学はそんなに興味がなかった私が数時間じっくり観て回れました。あまりに一つ一つじっくり見るので母はやや飽きていた。本当にそれくらい充実していました。
ここではお土産にマウスパッドなどを購入。

ベルリン大聖堂

博物館を出て、博物館等近くのイタリアンでお昼を食べて、ぷらぷらしていると、見るからに戦火をくぐり抜けていそうな外観の大聖堂がありました。それが、ベルリン大聖堂でした。(この時点で予備知識ほぼゼロです)

愛の誓いで南京錠をかける文化は世界共通なのか?
こういう自由な空間がある都市っていいなあ
部分的に黒焦げなベルリン大聖堂。
建物の右側から見ているのでアシンメトリーに見えますが、
正面入口は右側に回り込んだところのようです。
橋の柱も黒焦げのまま保存されている
川が凍るほどの気温。基本的に、昼でも0℃前後。

私はリサーチ不足で、大聖堂って、キリスト教の信者でないと入っちゃいけないんじゃない?と思っていたのですが、母が、(仏教徒でも)入れるでしょ、とズンズン入っていくので追いかけます。

重い扉を開けると…

ほええええええ

そこはもう「装飾の洪水!」という感じで、ひと目見てだいぶ飲まれました。どちらを向いても奥行きしかない。

フィルターを変えて祭壇を再度撮影
音出たらすごいんだろうな

こういうのを作らせてしまう文化・宗教ってすごいやと思ったのでした。

それから母を差し置いてばしゃばしゃミラーレス一眼で撮影していると、ふいに日本語で「日本人ですか?」と話しかけられました。カメラから目を外すと、同じ年頃の女性がいて、彼女も1人でベルリンに観光に来ているとのこと!テンション上げで日本人がいて嬉しい、ここはすごいところですね〜的な話を交わしました。

奥に進むと、更に下層階、上層階に行く階段がありました。

地下には歴代の王家の棺桶が保管されていました。
全面装飾の地上階とはうって変わり、最小限の装飾がクリーンさと鎮魂の空間を演出しています。

左の棺桶はひときわ小さく、子供か赤ちゃんを収めたもののようです。

地下を出て、上階に向かってみます。

階段上からみたドーム内部。
まだ低い。
修復待ちの装飾たち
あるところから急に進路が細くなる
こんなバックヤード行けるの?と不安になるが、順路っぽいので進む。
外の景色。まあまああ高い。
回廊は続く
だいぶ上がってきたので、ドーム内も見下ろす高さになった
ドーム裏の装飾もよく見える

DDRミュージアム

ふわふわしながらベルリン大聖堂を出ると、橋を渡ったところにDDRミュージアム(東ドイツ博物館)がありました。うん、これは間違いなく私好みの博物館。

ここもレトロな東ドイツが再現されていてとてもよかったです。お土産にはアンペルマンのマグネットを購入。
このあともまだまだ散策しますが、(ここまでで写真が多すぎるので)それは次の記事にします。

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