長時間の仕事より時間帯が大事
40代になってからというもの、人生の残りの時間を考えるようになりました。
(病気で寿命が残りわずかというわけではないです)
人生100年時代といえども、仕事、プライベートそれぞれにチャレンジしたいことを全てできるほどの時間は残されていない、と気づいたのです。
特に仕事に関しては、脳がいつまでも活発に動くかどうかわかりません。限られた時間を有意義に使うには、どうすれば良いのでしょうか。
以前、読んだ記事で印象に残っているものがあります。
人は、朝目覚めてから12時間~13時間までしか集中できない。目覚めてから17時間を超えると集中力は大幅に低下する。
ということです。これは、オーストラリアで研究された結果だそうです。
長時間を仕事に充てるのが良いとは限らないのです。大事なのは、どの時間帯を仕事に充てるか、それが鍵になるようです。
例えば、6時に起床した日なら 19時まで。良い仕事をしたいなら、19時までに終わらせます。
その記事によると、12〜13時間、ずっと集中力を維持するのはもちろん不可能。継続して超集中できるのは30分間だそうです。
ですから、30分超集中したら休む。この繰り返しをすれば良いのですね。
私が一冊目の執筆をしていたとき、家事もある、2匹の犬の世話もあるという状況で・・・1分も無駄にできませんでした。
朝5時に起床し、9時から執筆を始めます。1章書いたら5分休憩するルールで18時には帰宅。毎日へとへとになって、22時に就寝していました。
振り返ると、起床してから13時間後ぴったりに仕事を切り上げていました。
初めての執筆ですから、自分ではスムーズに進んでいる印象はありませんでした。しかし終わってみたら、たった2ヶ月で書き上げていたのです。
その後、家庭環境が変わり、遅くまで仕事をすることが可能になりました。仕事を拡大したい思いがあったため、目覚めてから18時間後まで仕事をすることもたびたび。睡眠を削らないようにすると、睡眠の時間帯がずれるようになり、不規則な生活へ。仕事の都合で短時間しか睡眠を取らない日もありました。睡眠が不十分だと集中力も今ひとつなのは言うまでもなく‥。
結局、働く時間は長く取れるようになったのに、効率よく仕事が進まなくなっていたのです。
そんな経験があるので、この記事を読んで、すんなり合点がいきました。
今では、仕事は、目覚めてから13時間後に切り上げる!と決めています。
そして、できる限り30分で時間を区切り、深呼吸するだけでも休憩する。その休憩の時には、頭を完全に開放します。
残業している人が褒められる時代ではありません。短時間で成果を上げることです。
鍵になるのは、目覚めてから13時間。もっとも集中力が高まる時間を制するべし。
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