見出し画像

(86)Makiさんのこと

今週は、リア・スタンのトピックから少し離れて、仕事を通じて知り合ったMakiさんのことをお話ししますね。

Makiさんは、パリ在住のジュエリーデザイナーです。
通訳仲間として知り合い、私の買付も、渡仏がなかなか叶わない現在、時々パリ側でサポートしてもらっています。

ご主人はフランス人で、愛犬と共に数年前に郊外に引っ越し、緑に囲まれた暮らしを楽しんでいます。

彼女は元々は大手百貨店の宣伝部に勤務しキャリアを積んでいました。
20年弱勤めた時点で、人生を一旦リセット。
アクセサリー作家としての修行を積むべく、欧州一と言われる、パリにあるジュエリーの学校BJO FORMATIONに3年間通学し、腕を磨きました。
その間ご主人との出会いもあり、フランスを拠点に作家活動を続けています。


私の仕事を手伝ってくれる時の様子で、いかに彼女が真摯に物事を捉え、丁寧に仕事をする人物かわかります。

以下、MakiさんのSNSのリンクです。

http://www.mizutamabijoux.fr/

https://www.instagram.com/mizutama_bijoux/


彼女はフランスでの販売を基本としています。
そのため「和」を意識した作風は桜や日本の風物詩のモチーフが多く、ヨーロッパの品物を扱う私の商材として扱うのは難しく、以前から残念に思っていました。
ところが、先日お会いした時に、モチーフは桜なのですが、この二つのリングには非常に惹かれるものがあり、買付させていただきました。

その時、お互いが大切にしている「エシカル」をコンセプトに、「企画もの」でなにか制作できたらいいね、という流れになりました。

私の場合、作家さんとは出会ってすぐお取引が始まるケースが多いのですが、
今回のように10年前後お付き合いして、「エシカルな作品を紹介する」というコンセプトが一致したり、作風の変遷により、
新たな展開が始まるのもこの仕事の面白さと言えるのかもしれませんね。

本日のおまけ~ちょっとした幸せ (76)セル フュメ

最近パリからのお土産で作家さんからいただいたお塩がとても美味しくて、マイブームになっていました。
あまりに美味しいので、友人にも紹介したくて、先日Makiさんに一時帰国のタイミングで買ってきてもらったほどです。

スモーキーな味とクリスピーな新食感で、最近あらゆるメニューに試しています。
特に、サラダやお魚のグリルに向いているように思います。
ギャラリー・ラファイエットやボン・マルシェで買えるようなので、皆さん是非試してみてくださいね!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?