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赤い口紅があればいい
標題をご覧になられて
「急に良い女ぶって気持ち悪っ!嫌だわこの人!」
と、思われた方。
私の言葉ではありませんのでご安心下さい。
野宮真貴さんの御本のタイトルです。
内容のネタばらしはしませんが、読みやすい本でした。
赤い口紅と、赤いマニキュアが似合う大人の女性になりたいと
40歳間近の今も思っておりますが、現実は難しい時もあります。
ただ年齢だけを重ねた人にはなりたくないので、
空回りしつつ生きております。
本書は「美容とは~」とか「~はこうあるべき!」といったような
型にはめようとする内容では無いので、読みやすい温度感でした。
何かを否定したり攻撃するような意見や決めつけは、
見ているだけで疲れてしまいます。
分かりやすい例が近年流行のパーソナルカラー診断です。
私自身、5~6年前に興味本位でプロの方にみっちり診断をしていただきました。
個人的には受けて良かった、良い経験になったと思います。
診断を受けたうえで思ったのは
「この色は似合わないから身に着けてはいけません」ではなく、あくまでも
「好きな色がより似合うように楽しむ工夫」を提案・指南してくれるものと捉えております。
診断結果に雁字搦めになると視野が狭くなりますし、
なにより楽しくありません。
と、素人の私が呟いてみただけです。
何でも傾倒し過ぎると、「怖いな~怖いな~…なんか嫌だなあ~不気味だなぁ~(※)」になります。
※この部分は稲川さんを意識して読んで頂けますか?
最後に私が大好きな赤い口紅の一部をお披露目します。
販売終了品が含まれており、申し訳ありません。
上から
Make up foreverのL501
MACのrussian red
CHANELのRouge coco16
塗るとバチコーン!と顔が引き締まると申しますか、
とにかく表情が決まる気がします。
早く周囲やマスクを気にせず、思い切り塗りたいですね。