【ネパール親子旅行記#6】 海外で料理教室へ行ってみた
2日目は、カトマンズで自由行動日。
この日の目的は大きく2つ決めていた。
1. ネパール料理教室に参加すること
2. パシュパティナートという火葬場に行くこと
まずは1の料理教室だ。
タメル地区という、バックパッカーの安宿が集うエリアにあるらしい。私たちのホテルからも歩いて20分くらいなので、軽く朝食を済ませたら早速出発した。
いきなりだけど、ここで話す真実がある。
ネパールには「信号」がない。
いや、正確には、ある。でも動いている信号と、動いていない信号があって、体感、ほとんどが動いていない。
だから大きい交差点なんかでは、通りの真ん中に警官が立って交通整備している。さらに車線もあるような、ないような感じ。
これと同じ状況はアジア諸国で目にしてきたけれど、これに加えて信号がないのは初めてだった。こ、怖い。
なので、この「歩いて20分」は、私にとって小さな冒険だった。
中でも一番怖いのは、大通りを渡る時。地元の人たちは、走る車をうまく制しながらするすると渡っていく。渡る人がいる時はそれに便乗して一緒に渡ればよいので楽だが、自分たちだけの時は大変だ。とりあえず、通りに思い切って身を投げ出すと、走っている車やバイクが少しスピードを弱めてくれるので、思い切ってすたすたと渡る。それでも、30cmくらいスレスレのところまで車がくることもあるから、どきどきだ。
しかし、一見交通無法地帯に見えるけれど、ここなりに秩序ができてみんな生きているのだから、人間、どんな環境にも適応して生きていくということなんだと思う。
料理教室には、少し遅れてたどり着いた。
この日一緒に体験したのは、偶然にも東京から長期で遊びに来ているという、三人組の国籍様々なビジネスマンたち。三人で世界あちこち旅しているらしい。さて、作るメニューは相談して、エッグロール、ダルバート( ネパールの定食的なもの)、チキンカレー、チョコレートモモになった。
まず初めに、みんなで街に食材を買いに出かけることに。
チャイの茶葉を買いにお茶屋さん、そして八百屋さんへ。八百屋さんに並んでいた野菜は、形は違うけれど、日本で手に入る野菜と、種類はそんなに違わない気がした。日本のものより全体的に小ぶりで、少ししなっとしている感じ。
ちなみにガイドのディープさん曰く、ネパール人が一番大好きな野菜は、小松菜だという。(小松菜も2回りくらい小ぶり)この日も、ダルバート用に小松菜のソテーをした。炒める時に、確かにフェンネルシードを一緒に炒めた。この小松菜のソテーはすごく美味して、滞在中も何度もおかわりした。
使ったことのないスパイスもたくさんあったけれど、意外と使い方は簡単で、日本人が醤油とか酒とか味醂とか使い分ける、そんな感覚かもしれないと思った。料理中の息子も終始楽しそうで、とてもいい思い出になった。海外で料理体験、正解!
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