自分を観察しましょう:同じことの繰り返し ではないんです。進歩している所に気づいてあげて。
こんばんは。
元アメリカの大学のスピーチ講師、高橋です。
初めての方はこちらから(自己紹介):
アメリカに住んでいた時には、ネパール人の学生さんの勉強サポートもしていたのですが、日本に帰ってからは、クライアントさんは皆さん、日本人です。
アメリカで18年間暮してから、日本人の方達を見ると、もったいないなあと、思えることが、学習の仕方、進歩の測り方に見られます。
あなたもしているかもしれませんよ。
以下に挙げますから、チェックしてみてくださいね。
まず学習の仕方、から。
1.誰かから(先生でもいいです)~の学習法はいい、と言われて
その通りに勉強していませんか。効果があれば、いいのです。でも
あなたに合わない勉強法という可能性もあるのです。
これは、微妙なのです。そのまま 同じ学習法を続けていれば、効果が出ることもあります。つまり効果が上がらないのは、十分な時間をかけていないから。
しかし、いくらその方法でやっても、効果が出ない時があるのです。それなら学習の仕方を変えたらいいです。ご自分に自然に馴染む方法で
VAKのどれが強いか、分析してから、学習法を選ぶのも 1つの手です。
VAKについては、こちらから:
2.単語など きのう覚えたと思ったのに、忘れている時、ご自分を責めていませんか。その単語の分野に馴染みがなく、苦労して覚えたのなら、なかなか身につきにくいです。
鍵は、どういう風に覚えるか(ご自分にあった仕方で)Xどのぐらいの頻度で復習するかXいつ復習するか、のかけ算です。ご自分がどんな条件で、どのぐらい勉強したら、記憶できるのか、観察したこと、ありますか。
観察されるといいです。人とあなたは、違うのです。他の人が易しく覚えられる所が、大変かもしれないし、他が苦労している所が、易しいかもしれません。
どんな風に勉強して、いつ頃から忘れ出すのか。
どのぐらいの頻度で、どのぐらいの時間、復習したら、覚えていられるのか、観察されたらいいです。それが ご自分のデータです。
覚えるのに、時間はかかるが、忘れにくい、とか すぐ覚えるが、すぐ忘れる、等 色々なタイプがあるでしょう。短期記憶と長期記憶が、ご自分では
どうなっているのか、調べられたらいいです。
そこで、忘れる前に復習するサイクルを作ると、忘れません。
人真似でなく、ご自分のデータに基づいて、作ってみてください。
次に進歩の測り方です。
これも、人の才能はそれぞれなのに、一律にテストの点で計ろうとします。
すると、そのテストで点を取ることに 結びついていない所で、強みのある方は、大変になってしまいます。
色々な能力や強みを、全部計れる何かが あればいいのですが、残念ながらそれは、まだ日本にはないようです。
なので、テストの点だけで、ご自分の能力を過小評価しないでください。
また、日本人に多い傾向として、85%できていらっしゃるのに、できていない15%に目が行ってしまう方が多いです。それも もったいないことですね。全体像を見て、自信を持っていただきたいです。
これだけでも、随分損をしていますね、日本人。ほとんどできないのに、わずか数パーセントできただけで、その分野の専門家と自称する人達もいるのに (それで採用されて、実際に仕事をさせてみたら、できなかった、ではもったいないですね。)
過小評価や、テストの点にだけ左右されずに、もっと 世界の人々と話せるか、に焦点を置いた教育が望まれますね。インターナショナルスクールや留学をしなくても、普通に日本内の学校を中学から高校まで出たならば、その力が身につくように なっているべきだと、私は思います。
今日はここまでです。読んでくださった方、ありがとうございました。物事の始まり、復活のイメージで写真を選んでみました。