
チカラは見せつけるのではなく誰かのために使いたい
こんにちは。
ワタシは運動が大の苦手でして
年齢を重ねてきたのと
「暑いor寒い」の環境要因も相まって
「できるだけ省エネで過ごす」というのがおなじみになっておりました。
そうしているうちに最近、代謝の低下に勝てなくなって
ここで食い止めなければ中年太りの一途を辿るのではという
ボーダーラインに来たと感じたので
しぶしぶ(?)運動を始めることにしました。
老後に向けて今から運動をしておいたほうがいいかなというのもあり。
そこで選んだのが
「暗闇キックボクシング(ボクササイズ)🥊」
です!
運動初心者の割合が多い
暗闇だから見られてる感がない
運動強度をプロに調節してもらえる
そしてなんと言っても
合法で殴ったり蹴ったりできる✨ストレス解消✨
(さ、サンドバッグをね💦)
というのが魅力で選びました。
やはり周囲の反応としては、
私が運動の話をするのがそもそも珍しいのに
さらに内容がキックボクシングっていうところに驚かれました。
そりゃーもう意を決して門を叩きましたよ。
で、通い始めて4ヶ月が経つのですが
意外にも週2回ペースはキープしながら続けられています。
体重も減り、お腹周りも多少スッキリしてきました。
どんなことをするんだ?についてですが
曲に合わせてパンチやキックをします。
キックもミドルキックになると腰の位置くらいまで
足を上げないといけないですし、
曲に合わせて連発キックとなると、かなりしんどいです。
その場で足踏みみたいな形式ですが跳ねたり走ったりもあるので、
終わる頃にはゼーゼー大きな息をしています。
おかげで少々の段数であれば階段を昇っても息が上がらなくなりました。

初級・中級・上級とレッスンのレベルが分かれているのですが
初級でギリギリできるかどうかという状態なので、
中級に進むにはまだまだかかりそうです。
暗闇でクラブのようなライトがついて爆音で曲がかかり
インストラクターさんはDJのようなテンションです。
「Nice kick! OK!!!!!」
と明るいテンションで盛り上げてくれます。
朝イチのレッスンとか、
こちらは学生時代の午前中の体育の授業を思い出すような
重い身体を引きずってなんとかここまで来ましたってテンションなのに
インストラクターさんは何時から起きてるんだ!?というくらい元気いっぱいで
「こちらも元気をもらえる」ってまさにこういうことだなって思います。
暗闇で互いが見えにくいとはいえ、インストラクターさんは
生徒?会員?をしっかり見ていて
ときどき巡回してきます。
褒められることもあれば、もう少しこうやってみよう!って言われることもあり。
ホントに運動には苦手意識があるので
インストラクターさんから見えにくいような位置に行ってみたり
暗闇で目立ちにくい暗い色のウェアを着てみたり、
得意なことは割と前に出ていきがちなワタシですが、
ひとたび苦手なこととなると囚われの身のような萎縮度でオドオドコソコソしていて
客観的に自分を見ると面白いなーと思います。
大袈裟でもなんでもなく
ジムに着いてから始まるまで「なんで来ちゃったんだろう…か、か、帰りたい」
と思ってますからね。
逃げ出したい気持ちでいっぱいです💦
でね、
今日お話ししたかったのは、インストラクターさんを見て
得るものがあったという件です。
先ほども話題にしたように
インストラクターさんはいつナンドキも元気をお裾分けしてくれる
明るいテンションです。
運動が苦手な人が「自分には無理」と思わないように
途中で「好きな時に休憩していいですよ」とか
「自分が楽しいと思える強度でいいですよ」という
気遣いの言葉もかけてくれます。
(たまに自分の限界を超えていこォ〜〜!という煽りもありますが笑)
「この人にとっては初級クラスなんてめちゃくちゃ簡単なんだろうな〜
私は付いていくのがやっとなのに」
と羨ましく思うのと同時に、
スキルがある人は、それを難易度を下げて見せる工夫をするのが上手だし
不安な人を安心させることにパワーを使っているなぁと思いました。
普通なら、私がめちゃくちゃ苦手なことを得意な人なんて
別の世界の人だし、自分の対極にいるような気持ちになりますが、
この人達は私と同じ方向を見てくれているし
安全基地にもなってくれているような心強さを感じます。
自分を振り返ってみると
「自分はこんなことをしてきました!」
「こうしたほうがいいと思います!」
という主張は立派かもしれないですが、
ためになるとか、自分も取り入れてみようとか、
読んでいる人が楽しくなるとか、
そういう発信が果たしてできているのかな?と
考えさせられるきっかけになりました。
私の中では少しは意識しているつもりなのですが、
まだまだ内容のチューニングか
読者のターゲティングが必要だなぁと感じています。
いずれにしても自己顕示に走らないように気をつけたいなぁと思いました。
本当にインストラクターさん達にはいろんな意味で感謝です。
ご清聴(ご清覧)ありがとうございました〜。
▼今でこそ「感謝」と言えるようになった私の昔の話
▼やっぱり今回も「らしくないこと」をすると得るものがあるなぁと思いました
