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最終面接に進む確率を上げる話

こんにちは。

今日はあなたの転職活動で
最終面接に進む確率を少しでも上げられたらと思い、お送りします。




内定までが長い、選考プロセス


採用の選考というのは、2〜3回の面接があることが多く
間に適性テストを挟んだりもするので、
一社受けてから最終結果が出るまでに結構、日にちがかかりますよね。

複数の面接官の予定を合わせたり
他の応募者の選考スケジュールと調整していると
1ヶ月くらいかかることもあります。


たまにリクナビとかの求人サイトに
「選考スケジュールは最短2週間です」
と書いてたりするけど、
あれは早いほうだと思ったほうがいいです。

私も採用担当をしていたときに求人広告の営業さんに、
少しでも応募者から見たメリットを増やしましょうと
「内定まで最短2週間って表記してもいいですか?!」
と良く言われていました。
(まぁ無理だったんですけど)

応募してくれている人たちにも併願企業があるだろうし、
誠意という意味でもできるだけ迅速にとは思うのですが、
なかなか難しかったです。


その企業に時間を使うか悩ましい


受ける側として考えても、
日にちがかかるのは百歩譲って仕方ないとしても
長い選考スケジュールの末に不合格になってしまうと
振り出しに戻ったような気持ちになりますし、

気になる求人票を見つけても
自分が3次面接まで行けるのだろうか…と
応募する前から気持ちが萎えてしまうことってありますよね。


それに、それぞれの面接の面接官が違うことが多いので
一次面接の面接官からは評価が低くても
実は社長・役員が面接したら通ってたかもしれない
ってこともあります。

これは誰を面接官にアサインするか、選考基準をどう社内で揃えるかによるんですけど
会社では上の立場に行くほど持っている情報のサイズと権限が大きくなるので、
もともと想定していた業務には適性がなさそうだけど
今後始まる新しいプロジェクトには合いそうだから内定を出そうとか、
とりあえず面白い子/活躍しそうな子だから他の職種も検討して内定を出そう、となったりします。


ぶっちゃけ応募者と面接官のレベルがどっちが上か怪しい、みたいな関係性だと
応募者が損をすることも多いです。

その人の良さがキャッチしきれないとか、
自分より活躍しそうだからなんとなく敬遠してしまう、という気持ちもあるかもしれません。


はやくラスボスに会いたい


早くクッパに会わせてほしいですよね??

こんなところで変な炎に当たってゲームオーバーになるわけにはいきません。

(言い方w でも私もそんな妨害面接官だった時もあったかも)



私が転職活動をした際にやっていたことを紹介します。

逆に採用担当として考えても「そうだよな~」と思うような内容です。



おすすめはこの2つ



① 2次面接までの面接官に「自分のところで落とさない方がいいかも」と思わせる

「一緒に働きたくない」と思われない範囲で、
ちょっと変わった人」だと思われるといいと思います。

一発芸をしましょうという意味ではないのですが
印象に残るように面接の受け答えをする、という感じですかね。


面接官に「これはちょっと社長に会わせたほうがいいかもしれない
と思わせるということです。

もちろん先ほども言ったように、社長の時間を無駄にはさせられないので
内定を出す可能性があるかも?と思われる方向性での
「特異な人」
になってください。


私はとある営業職の面接を受けたことがあるのですが、
特に作戦立てて考えてはいなかったのに、なぜか何かが降臨してしまい
珍回答をして最終面接に進みました


面接の設問としては、
「年齢や能力、資産などあらゆる条件を気にしなくていいとしたら何をしたいか?」
というものでした。
どんな職業に就きたいか?だったかもしれません。

要はメジャーリーガーとかハリウッドスターとか答えてもいいよ、
ということだったんですけど
グループ面接で、みんな志望動機!とか、退職理由!とかしか準備していなかったので、面食らった感じでした。

私の答えは
北新地で店を出してママをやります
でした。

面接官は「おっ」となって、理由を聞いてきました。

これは面接用の嘘ではなく本当ですが
私は昔から中小企業の社長さんの話を聴くことが多く、自分が働いてきた会社でも、社長と話すのが好きでした。
それは立場が上だから媚びを売るとかいう次元ではなく
試行錯誤する姿を尊敬するとともにとても愛おしく思うんだ、
そして自分が経営者の話を聴くのは天職だと思うから、
ということを話しました。


本当に自分に策略がなかったのかどうか怪しいですが、
選考を受けていた営業職は、経営層に営業をかける仕事でした。
営業をかけるというより、関係性を深めていく御用聞きになるような仕事です。(ちなみに保険営業ではありません)


それと、なんの問いかけだったか忘れましたが、自己PRのような設問で

まぁ、何をやらせても、そこそこ結果出すほうなんで

という、本田圭佑さながらのビッグマウス回答をしたのでした。


ここで「ウザい」と思われる可能性もありましたが、
まぁ営業職ですし多少クセがスゴいほうがいいと思われたのか、最終面接に進みました。

(結局最終面接で社長が提示した話を飲むことができず辞退になりましたが、
 面白そうな会社でしたし、面白い面接でした)


実際に私も面接官をしていると、自分のところで落とすのも違うような…
と思う人というのは、役員面接(最終面接)に上げていました

募集要項に当てはまっていないような気もするけど、
ひとまず役員に会わせておいた方がいいような、と感じるので。

私が例に出したような、おもしろ回答ができそうな面接の質問は珍しいかもしれませんが
特技があるとか、特殊な経験があるとか、もしくはなんかわからないけどコイツすごそうだと思われる話をするとか
してみてください。

あまり平凡に話しても、何も起こらないです。




② いきなり役員面接がある企業を受ける


そんなもんどうやって探すんだよという話ですが
「小さい転職エージェント」を探して登録してください。

私は、登録している転職サイトから届く
エージェントのスカウトメールを見て選んでいました。

メールの文面が良さそうだったり、
コーポレートサイトで代表者の経歴を見たりして
エージェントを決めました。

そして、数人でやっているエージェントでも
代表の方に面談をしてほしいとお願いしてやってもらっていました。


小さい転職エージェントの代表の人というのは
元・大手転職エージェントのトップ営業マンだったりすることが多く、
独立開業しても、昔の取引先がそのまま発注元として残っていたりします。

そこに開業して以降の取引先企業も加わっているわけですが
取引先と全くやり取りをしないようなエージェント社長って、その規模だといないので
「内情を知っている企業」というのをいくつか担当に持っています

そうすると
「まきさんだったらあそこの社長さんのところが合うかもしれないなー。
 ちょうど○○の職種を募集しててね。ちょっと聞いてみてあげようか。」
ということになります。


そうなるとだいたい、面接には先方の社長さんが出てきてくださるので、
適切な評価とスピード感が手に入ります。


これについても、私が働いていた会社でも
社長や役員が決めてきたスタッフ、というのが実際いましたし、
かく言う私自身も、社長のリファラル採用で入社したクチでした。


こちらについては注意事項があって、
社長が独断で採用を決めた、というパターンは、入社後に周囲の人とやりにくいことも結構あります。

それを見越して事前に同僚や上司になる人と顔合わせをセッティングしてくれる企業もありますが、
もしなければお願いして
一緒に働くことになる人に入社前に会わせてもらいましょう。





こんな感じです。

納得のいく転職活動になるよう、応援しています!!




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