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「英語力ゼロ」それって本当?

みなさんこんにちは、麻希亜です。

ワーホリについてみなさんが気になることの1つに
「1年でどれくらい英語が伸びたのか」
というものがあると思います。

語学力の向上がワーホリの目的でない人もいますが
大抵の方は、語学力を高めたいと思っているのではないでしょうか。

その際に必ず語られるのが「ワーホリに行く前の英語力はどれくらいだったのか」ですね。
(それについて語らない人もいますが
それでは伸び代は分からないですよね。)

そこでよく見るのが「英語力ゼロ」というワード。

「英語力ゼロ」だけどワーホリに行きます!
「英語力ゼロ」だったけどここまで伸びました!

こういうタイトルのブログやYoutubeですね。

しかし、みなさん本当に「英語力ゼロ」なんでしょうか?

私は大学で、第二外国語として
フランス語を取っていました。
また興味本位でラテン語とギリシャ語の授業を取っていました。

フランス語でさえほとんど何も知らない状態だったのに
ラテン語やギリシャ語は、知識が皆無と言っても大袈裟ではありませんでした。
まずはアルファベットのテストから始まりましたし。
中学で初めて英語を習うときみたいですね!

その時は本当に「語学力ゼロ」であることを感じました。
(特にラテン語……)
と同時に、英語が出来ない人の気持ちが分かったような気がしました。

いくら英語が苦手・嫌いでも
あれほど「この言葉が分からない…」となることはないのではないか
と思います。

英語であればすごく簡単な英単語は
英語→日本語にも日本語→英語にも出来るのではないでしょうか。

例えば「本」は英語でなんと言いますか?
と聞かれて答えることが出来ない人はほとんどいませんよね。

英語が苦手だった、という人でも「book」ということは
分かると思います。

でも私の場合、フランス語、ギリシャ語、ラテン語で
「本」をなんというかが分かりません。
(ビブリオってギリシャ語なんだ、初めて知った……)
「語学力ゼロ」というのはこういうときに使うのではないでしょうか。

そう考えると「英語力ゼロ」という言葉は
宛にならないなぁ、と思います。
実際ブログを読み進めていて「これは『英語力ゼロ』と言えるのかしら?」と感じることもあります。

英語力ゼロ、インパクトのある言葉ですが
曖昧な言葉だなぁ、と思っています。

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