詩「うぐいすうるさい」
うぐいす うるさい
うぐいす うるさい
ヒュー キュイキュッ
ホーォケキョッ
よくまあそんな 腹から声を出せるもんだ
そういや 自然はやかましい
家族で行ったキャンプ場
夏の虫の声 何かの鳥の声
テントの中まで突き通していた
都会は 全然おとなしい
ビルもホームも大通りも
笑う若い声 社会を変えたい声
喉が潰れそう ただ大きいだけ
うぐいす うるさい
うぐいす うるさい
ヒュー キュイキュッ
ホーォケキョッ
よくまあそんな 腹から声を出せるもんだ
あたしはあんたが羨ましい