【千葉ロッテ】勝敗以外の夢は叶った【2024/9/26試合感想など】
VSオリックスバファローズ、結果は2-4。
人生3度目、今季ラストの現地観戦に行ってまいりました。機会に恵まれ、今までで一番良いお席で見ることができました。感謝!
試合の結果と内容については、皆さん言いたいことは沢山あるでしょう。私もです。
でも、試合後に身内と愚痴っていたら全部どうでも良くなりました。
私のnoteは「私が読み返したくなる、私が何度読み直しても楽しい記事を書く」がモットーなので、ここから先は今日の試合に関連して楽しかったことを書いていきます!
球場グルメ
回を重ねるたびに思うんですが、とにかく金銭感覚がバグりますね。ディズニーランドを思い出します。
価格がそれなりなのも、文句は言えない程度にちゃんと美味しいのもどこか通じるものがある。
同じ京葉線だからか!(がばがば推理)
気が付いたらおじたね
ついさっき鎌倉パスタでパスタとパン食べたくせに、小島のローストビーフ丼という字面には抗えませんでした。
見た目で大優勝じゃないですか?
これで魅力を感じないとしたら、牛肉を受け付けない身体をお持ちであるか、あるいは私の撮り方が悪いせいです。
お肉は、しっかり噛み応えのあるぶ厚さ。お米はふっくらしつつ粒を残した炊き具合だから、ローストビーフのタレが絡んでちょうどいい水分量でした。多分。
味が結構濃い目なので、飲み物はしっかり用意することをお勧めします。
そして、なんと私がラス1でした。
列に並んでいる時点で残り僅かとはアナウンスされていましたが、まさかここまでギリギリだとは。
もし私の後ろに熱烈な小島和哉投手のファンがいたらごめんなさい。背番号63なら和田メニュー食べとけよ、みたいなね。
それは後で書きます。
あと、身内がgateside DINNERでおがりゅ(小川龍成選手)の初コラボメニューである「小川龍成のドラゴンフルーツスカッシュ」を頼むということで、私もちゃっかり「種市のフレンチトースト」を注文しました。
この方の記事を読んでからずっと気になっていたので。
たねち(種市篤暉投手)自身が甘い物を好むようですし、適切な表現が出てきませんが「本当に本人が好きなんだろうな」って感じられるものって余計なことを考えずに食べられるのでいいです。
(私は嫌な人間だ……。)
同じ記事の中で紹介されていて、公式の動画でさかもっちゃん(坂本光士郎投手)が食べていた「すずしょーのチュロス」も気になっていたのですが、泣く泣くやめました。
「ローストビーフ丼で予算オーバーしとんのに、カロリーすらオーバーしたらお前終わりやで」という心が警鐘を鳴らしていました。
ま~~~~~フレンチトーストも期待を裏切らない美味しさでした!
食中毒などあってはならないのでトロトロ系ではないのですけど、卵液がぶあついバゲットにしっかり浸っていて、フレンチトースト独特の「パン以上ケーキ未満」な食感をしっかり楽しめました!
身内が譲ってくれたので私が食べたのは3個中2個。別容器に入っている生クリームがあっさりしているのでガンガンいけちゃいます。
鎌倉パスタとローストビーフ丼の後でもいける。
スプーンですくった多めの生クリームを、トーストにこんもり盛り付けてがぶりといただく……。
お行儀は良くないかもしれませんが、非常に背徳の甘味です。
トーストに載っているリンゴは食感が残る程度に甘く煮てあって、ほのかにリンゴの爽やかな香りも感じるほど。
レーズンもほんの少しでしたけど、これがあるのとないのとでは全然違うな、という香り。
卵液も生クリームもリンゴもどれも、味覚にガツンと訴える甘さというより、香りで優しく甘味を感じられるように作られているのかしらと勝手に分析してみました。
まあ、ごらんのとおり食レポド下手なので、あとはご自身でお確かめください(丸投げ)
で、問題は味以外のところ。
トーストには美味しそうな粒々が振りかけられていて、そこに1枚のアーモンドスライスが載っておりました。
アーモンド。
2019年9月20日に消費者庁がアレルギー表示推奨品目として追加することを発表した、あの、アーモンドです。(くどい)
アレルギー持ちとして一瞬固まりましたが、身内が確認したところ粒々のほとんどはオートミールか何かだろうという結論になりました。
他のメニューのアーモンドが混入したんでしょうか。それとも、3個のうち1個にはアーモンドを載せるメニューだったんでしょうか。真相は藪の中——。
既製品は食品成分表をしっかりチェックするのですけど、こういう外食は気が緩みがちなので気を付けないといけません。
消えたタン塩レモン
あまりにも怪奇現象なので、楽しいとか悔しいとかいう次元ではないお話。
MARINE KITCHEN FIRST BASE SIDE、その名の通り1塁側のこのお店に並んだ最初の目当ては和田選手のコラボメニューでした。
やっぱり私は和田選手のファン層とは離れたところに位置するらしく、和田選手のコラボメニューは(アレルギー的な意味で)食べられなかったり、(好みの観点で)食べないものだったりでして。
でもタンは好きだし!仙台に行くと決まってから一生懸命に最新の「るるぶ」を調べ、楽しみにしていたタンのお店が見つからず8月の暑いなか1時間近く市内を歩き回り、実はつい最近閉業していたと知った時には静かにしかし鬼のようにキレ、あまりの迫力に父が怯えてタン専門の焼き肉屋に連れて行ったら1人で5000円近く食べたくらいには好きだし!
というわけでお店に並んだのですが、様子がおかしい。
メニューがかかっているべき場所に、「康士朗のタン塩レモン」という文言がない。
心配になってスマホで場所を確認しますが、間違いない。ここは1塁側。うん、1塁側。
でもやっぱり心配で、いざ注文する番になって「和田選手のタンってありますかね?」って聞いたところ、お姉さんは困った顔をして「それは3塁側ですね……」と。
3塁????????というか、お姉さんが私の質問に対してわりとすぐに答えたのすごくない????
全コラボメニューを知り尽くしているのか、はたまたウェブサイトの記載は誤っていて、私のような哀れな和田選手ファンを幾度となく3塁へ送ってきたのか……。
半ば放心状態になりながら、これでローストビーフ丼まで品切れだったら私はあのタン事件同様キレてしまうんじゃないかと思いましたが、ローストビーフ丼はあって良かったです。
何度でも書きます。私の後ろでローストビーフ丼を逃したおじーファンがいらしたら、本当に申し訳なく思っています。
だけど後悔はしていない。
見たかった選手
ポラちゃん
選手紹介の時の、「グレゴrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrリィィィィポランコォ!」からの、「Power!」ってパフォーマンスがあるじゃないですか。最近は広報動画でもよく出てきますけど。
最近のポラちゃんはもっぱらDHなので、当然彼の「Power!」はベンチで行われます。
かなり距離はあったとはいえ、この肉眼でポラちゃんが左腕を曲げるところを見られたなんて感無量……。
よこりく
今回私が座ったのはバックネット裏のシートだったので、よこりく(横山陸人投手)の見え方は配信で見る時とは真逆。ボールがこちらに向かってくる位置関係でした。
もうね、球が伸びてくるってこういうことかと思いました。
自分の記事で彼のボールを「ズドン」とか書いておいて(ジェシーかよ)(伝わらんよ)、全然分かってなかった。
三者凡退どころか三者連続三振。カァ~かっこよかったよ~~~~よこりく~~~~~!!!!!
プレーから外れたところでいうと、投げる前に腕をだらりと垂らすところ、独特の足の上げ方、抑えた後にちょっとだけ帽子のツバを上げるところ。このあたりがテストに出ます。※出ません
いやー、いいものが見られました。ここまでまっすー(益田直也投手)を真似るなんて、まっすーもさぞ可愛いことでしょう。
師弟関係にはウォーキング20分に相当する健康効果がある、気がする。
特に、帽子のツバを上げるところは配信ではほぼ映してくれません。現地観戦ならではの幸福でしたイェイ!
唯一無念だったのはタオルが品切れだったことです。和田選手のタオルと連結できるように目玉クリック持って行ったのに……。
すずしょ
まさかすずしょ(鈴木昭汰投手)も見られるとは思わなんだ。
おじたねが左右エースなら、すずよこは私の中で左右の中継ぎエース候補です。中継ぎにエースって使っていいのか分からないんですけど。
すずしょの、投げる前に2回くらい体を振ってから投げるスタイル、本人の童顔さも相まってなんかすごいキュンとくるんですけど同志います?
まあ、その後に放られる球は絶望的に力強いんですけども。
ああああああああああもうここまで来たなら国様(国吉祐樹投手)も見たかったー!あの長身をあの席から感じたかった!
和田康士朗選手
試合が始まってすぐくらいに何人かの選手がベンチの前方にいて、その中に「和田選手……かな?」と思える人影がいました。
「かな?」止まりだったのは、顔が見えなかったからではありません。いや、見えなかったんですけど、行き過ぎた猫背のせいで「あの選手とあの選手の間、誰か座ってるの?」レベルだったんですよ。
でも、仮に誰かが座っているとするなら、長身痩躯を器用に折り畳んだ猫背かつ誰かと一緒に座っていたいタイプのベンチ選手なぞ和田選手くらいであろうと推理しました。
この姿(?)が見られたからいっかって、7回にタオルを掲げつつも出場は諦めていました。
今のマリーンズは、負けられない試合にも関わらず負けが込んでいます。もはや守備固めできる試合すらも少なくなっている。
……だからさあ。9回の最後の最後、代走で出ると思わないじゃんか!!!!!!
びっくりし過ぎて、交代した荻さんの映っている画面をしばらく見つめてしまいましたよ。おかげで和田選手がベンチから飛び出してくるところ見落としちゃったよ損したよ。いや荻さん見られたのはいいんだけどさ。それも画面越しだったからどうせなら荻さんを生で見ておけばよかった(?)
混乱した私、隣に座っていた身内の膝に倒れ込んで「死んでもいい」とか言い始めました。死ぬな。生きろ。これから走るんだってば。
2塁。4つあるベースの中でバックネットから1番遠かった。でもよく見えないからこそかえって思い知らされるのですよ、脚は長いしスタートダッシュは美しい。
わずかな登場でしたが、戦っている姿を見られて本当に良かった。
会えると思ってなかった…
球場にはコアラのマーチゲートから入ったのですが、M☆Splash!!のメンバーをあんな近くでお見掛けしてしまった時には叫び出しそうでした。
荷物検査のテーブルにいらした方は私の顔面認識が怪しくて、あとでメンバーを調べてYUKAさんかな?という感じです。
しっかり巻いた明るい金髪をアップ?にしていて、字面にするとただのギャルなんだけど凛と美しい印象、しかも一瞬ファンサを受けてしまった……どうしよう……。
(と、勘違いするタイプのオタク)
そして、恐らく何らかの移動中であろうMEIちゃんともすれ違ってしまいました。
「~ってしまいました」が多いな。でもそうなんですもん。期せずしてばったりと。私なぞが見てよかったのでしょうか。不安。
MEIちゃん可愛い。可愛い中に、芯の強さを感じる。
来場者で合混みってきた通路を颯爽と歩くMEIちゃんは本っっ当に配信で見たままだったし、これはMスプの固定ファンがつくのも分かる。
2人とも細くて綺麗でしたけど、やっぱりチアって肉体労働なんだなとも思いました。細いけどひょろっとではなくて、適度に筋肉がついているスタイルの良さなんですよね。変態だな。
M☆Splash!!の結成秘話を読んだ後でもあったので、皆さんのたゆまぬ努力や研鑽を感じることもできました。
夢の現地応援
応援歌
わたくし現地観戦は3回目ですが、初回は丸腰、前回はビジター席だったので、まともに応援できるのは今回が初めてでした。
もーーーーーーーね!何もかもが楽しい!!
マリーンズの投手にストライク1つ入るたびに拍手し、マリーンズの打者がボール選ぶたびに拍手し、手を叩く応援では手加減なく叩きました。
掌は当然真っ赤だし、打ち損じで当たった指は内出血しました。
個人の応援歌は、自宅練習でメロディラインと休止のタイミングだけ何とか覚えた過去の私を褒めてつかわします。
歌詞は画面に映してくれると知っていたので、自分の低スペックさも考えて学習の優先順位を下げていたんです。ここは工夫勝ちでした。
荻さん(荻野貴司選手)、角さん(角中勝也選手)、藤岡氏(藤岡裕大選手)、イケベ(藤原恭太選手)、他に落としていたらごめんなさい!
そして、なんてったってポラちゃんのエル・コーヒー!
正直、これが1番歌いたかった。しかも、ポラちゃんの応援歌って前奏があったりなかったりするじゃないですか。
私は断然、前奏ありが好き。
正確には、前奏の後にくる一瞬の休止が、好き。
ドシド~レドレ~ミ~~~~~~ …… ファ~ファド~ドシ♭ドレ♭ミ♭ド~~~みたいな(余計分からん)
今回は前奏ありバージョンも演奏されたので、こっからの「オイ!」とか「エ~~~ルコ~~~~ヒ~~~」が楽し過ぎて脳内麻薬がカンストしました。
内野席だったので私たちの前後左右にガンガン応援する人たちはいなかったものの、ちょっと離れた席にいたキッズがお母さんとしっかり腕を上げていて、きっと声も出していたでしょう。同志。
チャンステーマもいっぱい歌いましたね。3番と5番だった気がする、多分。
いつもは自宅で配信見ながら1人で歌っているので、打ってほしい、走ってほしいと思いながらもどこか不安が勝ってしまって。
でも、同じ空間でみんなと一緒に声を出していると、不思議とそれが少ないんですよね。
結果的にこの試合ではチャンスがことごとく潰えたわけですが、でも受けたダメージも少なかったような。
やっぱり1人応援ほど空しいものはないのかもしれない……。
するけどな!!!!!!(どっちやねん)
あっあと配信でどこまで聞こえたか分かりませんが、バファローズ側のトランペットが上手すぎませんでした?
吹奏楽ド素人なんですけど、とにかく気持ちがいい。気持ち良すぎて思わず何度も笑ってしまいました。本当に。
音がパァンと出ていたし、粒っていうんですかね、音符どうしに曖昧さがない。そしてメロディアスなところにはビブラートをきかせる余裕もあり。
千葉在住の楽天ブラバンといい、PayPayドームのマリーンズファンといい、吹奏楽はビジター側のレベルが高い説、唱えます。サンプル数少なすぎるけど。
We love Marines!
1人スマホの前でタオルを振り扇ぐこと、1カ月。
ついにこの日がやってきました。
現地で!!!!!和田康士朗選手のユニフォームを着て!!!!7回攻撃の前に歌いながら和田康士朗選手のタオルを掲げられる!!!!!!!!!!!
壁になりたいタイプのオタクなので、内野席というカメラにも選手にも注目されない場所で応援の一団に加われるというのは夢の極致でした。
先月お給料が入って真っ先にユニフォームを注文したせいで、最後の1~2週間は家計簿を見比べながら生活していました。報われました。
我が人生に一片の悔いなし。
五感を使って試合をみる
五感とか言いながら、とにかく目が悪いので選手の顔とか細かいプレーを視覚でとらえるのは無理でした。
しょっちゅう身内に「ねえ、今何がどうなったの?」と聞きまくり、試合に集中したい彼女からは「選手じゃなくてボール見てな」とド正論を返されるのですが(そりゃそうだ)、いや、目の悪い人は分かると思う。
小さくて白い物体って「どうやったらモノが見づらくなるか」を突き詰めた極みなんですよ。
それでも、たとえ米粒であっても、見たかった選手を画面を隔てない状態で見られた時点で間違いなく目は幸せだった。
配信のカメラは抜かないであろう場面を、自分の見たい箇所を、自分の意思で見ることができて嬉しかった。
さて、残すところは四感ですが(?)、これは球場であれコンサートであれ演劇であれ感じることがありまして。
聴覚って、最終的には触覚なんじゃないかと。
打球、捕球、送球、応援する声や演奏、アナウンス、周りの観客の話し声。
球場で観戦しているとそういう情報が全部いっぺんにやってくるんですけど、個別の情報として緻密に聞き取っているわけではなく、全部いっぺんに体じゅうの肌で波動を感じ取っているんですよ。
あの独特の、雑多な音と空気の集合が好きです。
はい、ここで一気に二感を消費。ノルマか。
嗅覚の刺激も球場ならではです。
風に乗ってきたニンニクにそそられたり、飲めもしないビールの淡い香りに惑わされたり。
……まあ、私の買ったグルメたちも、どなたかのお鼻にお邪魔したことでしょう。
で、さっきの球場グルメを足し合わせたら五感は完成でございます。
でもね、そんな情報など要らんと。試合の内容だけ見たいと思うなら、配信見た方が絶対効率は良いです。絶対。マリーンズの放送席は解説も優秀ですし!
それでも、その”無駄な”情報を浴びながら見る試合って、私は好きなんですよね。何ででしょうね。
んー、しっくりくる単語が思いつかない。
やっぱりライブはいいな。月並み~!
学生街の喫茶店
(サブタイの元ネタ分かる人どのくらいいるかな……。)
試合が終わった後、このまま電車に乗って解散する気にもなれず、某ファストフード店でバケツポテトをかっ喰らいながら身内と愚痴を零しました。
私たちは選手たちの一面しか知りませんし、詳細なデータも持ち合わせていません。監督ではないから責任も持てません。
何より、もっともらしくタラレバ語ったところで結果は変わらない。
けど、やっぱり言いたくなっちゃうんですよねえ。だから誰に発信するでもなく、2人だけで語り合いました。
最初こそ「さすがにこの量お腹に入るかしら」と思っていたポテトも、話していたら知らんうちになくなっていた。誰か食べた?(怖い話)
映画とか他のコンテンツもそうですけど、野球観戦も「1人より複数で行った方が楽しい」みたいな単純比較ができない娯楽だと思っています。スポーツには、野球には、たった1人を十分楽しませるだけの力があります。
でも誰かと一緒に行くと、試合の内容もその場のノリも全部、同時に体験して共有できます。私は結局、それが好きみたいです。
勝てればさらに良かった、は常にまとわりつくけれど。
でも思ったほど、私の中では引きずってません。試合中はたくさんのファンと、それ以外の時間も身内とたくさんの感情を共有できたので。
何より昨日ライオンズに勝ったし。※今までの美談が台無し
あ~~~今から来年の試合が待ち遠しくて仕方がない!早く、また、あの場所に行きたい!
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