【ゲーム紹介】自分で仕掛けた罠なのに!
白のヘッケル。黒のジャッケル。
2人のスパイがお屋敷を舞台に、情報の争奪戦を繰り広げる。
罠を仕掛け、仕掛けられ、情報を奪い、奪われる。そんな駆け引きの面白さがあとを引く、アクションゲーム。
発売日:1986年4月26日
開発元:ケムコ
機種 :ファミリーコンピュータ
出し抜きますよ、勝つまでは
SPY vs SPY
ゲームの目的は、敵対するスパイを出し抜いて、隠されたアイテムを回収。屋敷を脱出すること。
屋敷内は画像下側のマップのように部屋が細分化されていて、2階まで含むと膨大な広さ。
ここを走り回って、
『設計図』『パスポート』『お金』『鍵』
のアイテム4種を、制限時間内に回収しなければならない。ただし、手で持てるアイテムはわずか一つ。そのため、どこかでカバンを手に入れて格納していく必要がある、なかなかの難度。
そして、たった一人でのお宝探しではないため、手にしたアイテムを守るには戦わなければならない。
罠だ。罠を仕掛けるぞ!
え、ナイフなんて聞いてない
家具、ドア、部屋の特定箇所に仕掛けることができる罠がある。
確実に息の根を止める、
そんな気概を感じる時限バクダンやダイナマイト。
え、それで死ぬんですかと仰天する、
スプリングやバケツ。
ええ。すべて、引っ掛かればアウトです。
昇天して。スタート地点へ戻されて。
画面を見れば削られている制限時間。
出し抜くどころか、追い詰められている!
だからこそ、死んではならない。
冷静になって、罠を防御し、仕返してやりましょう。
ただし、鉢合わせる前に。
fatality‼︎
さあ、脱出だ!
鉢合わせたら、基本、ステゴロによる戦闘での潰し合いが始まるこのゲーム。しかし、屋敷には即殺レベルの武器もあり、相手がナイフなんて持っていた暁には、fatalityまっしぐら。
これら要素が駆け引きの見せ所。
いかにバレずに、
罠を仕掛けるか。
武器を携えるか。
アイテムを持ち出すか。
いかに策謀して、
相手が見つけ出したアイテムを奪い取るか。
分かってる。分かってるさ。
相手にその頭があるように、こっちだって同じことを考えるのだから。無論、対策はバッチリだ。出口まで追ってこようと、木っ端微塵にしてやる。
さあ、脱出だ!
自分の敵は自分の油断
fatality‼︎
さあ、もう一戦だ‼︎