【1分で話せ】
もう皆様にとってはお馴染みの知る人ぞ知る「プレゼン極意」が詰まった
1冊ですね。ㅤㅤ
ビジネスシーンに限らず、普段の会話、Text(メール、LINE等含む)上のコミュニケーションで「短時間で効果的に相手に伝える力」は誰しも
必要不可欠なのではないでしょうか。
ㅤㅤ
そんな私
ちょうど今「超現場実践ロープレ講座」を受講しており、コミュニケーションスキルをブラッシュアップさせるトレーニング中なのです。
つい先日の講義では「1分で自己紹介せよ!」の実践があった所でした。
(1分20秒で20秒オーバーだった。。。)
ドンピシャなタイミングで、再びこの本に出会えたご縁にまずは感謝ですね ㅤㅤ
著書の伊藤氏は「1分で話せないものは1時間語っても伝わらない」、
「相手は80%聞いていない」、「人は左脳で理解して、右脳で感じて
やっと動く。」
左脳でロジカルに伝え、右脳で熱狂マインドに感じさせる。
両方に働きかけることを意識して下さい。と説明しています。
(これ、社会人生活が長い方でしたら何度も言われている事ですよね。。。)
ㅤㅤプレゼンの目的は何でしょう?
それは人を動かすこと。(「動かしてなんぼ!」です)
「理解して、行動に移してもらう事」をゴール設定とした、プレゼン構築法が紹介されております。
人が行動する時って、どんな時?(これ何度も学んだ気がする・・・)
感情が動いた時!
じゃあ、どんな時に感情が動くの?
「(課題等が解決され)その先にある未来のVisionが明確に描かれワクワクを感じた時」
ですのでプレゼンでは、
「相手にこのVisionをいかに明確に見せられるか」
「見せて相手が動くためにできること全てをやり切る」ことです。
読み終わって感じた事は、これはただのプレゼンテクニックを
提供するハウツー本ではなく、コミュニケーションを通じて
人を動かし、ビジネスの成果を生み出すための「哲学書」なのではないか
と思いました。
「未来のVisionを明確に描く」となると単なるスキルアップを超えた、真の価値観を提供できるプレゼンの極意を体で覚えよ!ㅤㅤ
と言う著者からの熱いメッセージfが込められている感じがしました。
また、聞き手が実際に行動を起こす主体なので、
彼らの立場に立って、彼らが求めているものは何か、
「話している自分と相手を俯瞰で見る」方法として
「リトルホンダ」※を例に使っている箇所にユーモアも感じられました。
(私の中にもいるわ!リトルマッキーが!)
※サッカーの本田圭祐選手が、2014年にACミランに移籍する時「心の中のリトル・ホンダに聞きました。そうしたら『ミランでプレーしたい』と答えた。それが決断した理由です」と会見で話したエピソード。
ビジネスパーソンが陥りがちな、
「分かりやすく話す(1チャート1メッセージ)」
「綺麗な流れで話す」
「相手を納得させる」
と言った目的をはるかに超えて、日々の業務においても「人を動かすため」に即座に活用できる実践的なアドバイスが満載でした。
成長したい方、人生を変えたい方は読んでみましょう