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失って初めて気づくものって、なに?


こんにちは、
心と身体の健康に寄り添うナース、まきです。

私は前回まで、3回にわたって
心と身体の健康に必要な4大要素
睡眠・運動・食事・メンタルヘルス/
「食事」について記事をアップしてきました
食事編はこちら▼

本日は、
私が患者さんから受け取った言葉で
読んでくださっている方々に
お伝えしたい言葉があるので
それを記事にしていきます。


私は長年、保健指導であったり
患者さんの療養生活を支えてきた中で
共通して発する言葉を聞いてきました。

何だと思いますか??

「いつもありがとう」
「今日も明るいね」
そんな軽い言葉ではなくて
誰もが口にする言葉なんです。


それはですね

こんなはずじゃなかった
まさか、自分がなるとは思っていなかった

です。

私今回、タイトルにした言葉なんですけど
皆さんはどんな答えが浮かびましたか?

「失って初めて気づくものって、なに?」です。

家族からの愛?
お金?
仕事?
人間関係?
チャンス?

私は毎日のように
患者さんと向き合っているので
コレを痛切に感じています。

健康」です。

生まれながらにハンディキャップを持っておられる方もいますが
多くの方が、大病なく健康に生活されています。

当たり前に健康な体を持っていると
健康であることのありがたみ
健康を崩した時の不便さ
その時の膨大な治療費
入院手術になったときの
家族への精神的・金銭的負担
当たり前にできていた
仕事、趣味、子育てなどの日常が
一遍するんです。

そして皆さん口をそろえてこう言います。

こんなはずじゃなかった」と。
まさか自分がなるとは思っていなかった」と。

私の夫も、膵がんになったとき言っていました。
まさか
まさか
まさかって。

気づいてほしいんです
まさかの「さか(坂)」は
誰でも、その曲がり角を曲がると
意外とあるものなんです。

ただね、今回は
その可能性に怯えて生活をするのではなくて
正しく予防して
正しく備えれば
「まさか」ではなくなるかもしれない
ということなんです。


健診は受けていますか?
健診では備えられない病気を知っていますか?
ご自身の血縁家族で、今後自分もなる可能性の病気って知っていますか?
今後自分に起こる可能性のある病気を
相談したことがありますか?

これらの事は
正しく備えることができる事なんです。

ただね、
日本国の健康保険証は
病気になってからでないと使えないんです
「予防」には使えないルールがあります。

なので、そんなときには
ぜひ私たちのような
保健師であったり、経験のある看護師に
相談してほしいんです。

健康診断の結果を踏まえて
生活状況を確認し
嗜好品や睡眠状況、運動習慣
あなたの心と身体の健康について
あなたのツマヅキポイントを見極めて
そしてあなたの強みもプラスして
オーダーメイドのご提案をしていきます。


健康を失って
泣き崩れる人を一人でも減らしたい。
私たちは病院にいると
病気になってからの人としか出会えない。
手を差し伸べることができない。
だから、こうして
病気になる前からの備えを
養生の大切さを伝えていきたいと思っているのです。


今回は
タイトルは軽めでしたが
内容はズシリと重めとなりました。
たったお一人でもいい
私の思いが伝わりますように。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。


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