デヴィ夫人から教わった3つの大切なこと
デヴィ夫人から学んだこと
私は女性誌でディレクターをやっているとき、デヴィ夫人の連載をオンラインでスタートさせました。その連載が話題になり、書籍化。その書籍がヒットし、マンガ化、そして文庫本と拡大し、発売から21万部を超えるヒットを記録しました。
デヴィ夫人とは連載がスタートしてから、5年以上近くでいろいろな話を伺ってきました。いろいろな会話を重ねてきた中で私が感じた、“この時代を自分らしく生きるために大切な3つのこと”をみなさんにお伝えしようと思います。
1. まずは自分のことを一番好きになる
「自分を好きになれなくて、誰があなたのことを好きになってくれますか?」
取材中、私はデヴィ夫人からことの言葉を聞いてハッとしました。
超当たり前に聞こえること言葉こそ、生きるうえで大切なことだと心から思ったからです。恋愛や友人関係ではつい“好かれよう”と相手に合わせてしまったり、自分の気持ちを後回しにしてしまうことがあります。でもそんなことをして、たとえ相手から好かれても何の意味もないからです。
まずは自分が自分を一番好きになること。そうすれば自分に自信が持て、人に合わせることも必要なくなるし、気を遣いすぎて無理することもありません。
2.「知識」「教養」「品位」は女の武器
テレビでデヴィ夫人を見ていると、生まれながらに裕福な家庭に生まれ、さぞ恵まれた環境で育った“お嬢様”だと思う方も多いと思いますが、実際はその正反対。貧しい家に生まれ、両親はお金に苦労しながら自分を育ててくれたという話を初めて聞いたときは本当にビックリしました。
「氏よりも育ち」という言葉がある通り、たとえ貧しい家に生まれたとしても自分次第で環境は変えられると信じ、読書をたくさんして「知識」を、英語を学び「教養」を、そして、素敵だと思う人から「品位」を身に着けたそう。
「知識」「教養」「品位」この3つは女性の人生を切り開くための武器になり、そのうちの1つでも欠けていたら、今の自分はなかったとおっしゃっていました。
3. 迷ったらワクワクする方を選ぶ
「人生はワクワクする方を選びなさい」
この言葉はデヴィ夫人の言葉の中で、私が一番好きな言葉です。
この答えを選ぶと自分の未来が明るく感じられる。
この男性を一緒にいると心から楽しい。
自分の出した答えにドキドキしたり、楽しい未来を思い描けるならこれがあなたの進む道。ワクワクするというのは自分の心の声。魂の声だと教えてくれました。
確かに人は迷うと、「自分に得な方」「お金がたくさんもらえる方」「世間的に良い方」と頭で打算的な計算をしてしまうことがありますが、それではいつになっても新しい道は開けないのです。
デヴィ夫人は自分の心のワクワクに従い、一人でインドネシアに渡り、大統領からのプロポーズを受け、パリの社交界を渡り歩き、世界中を自由に飛び回る……というように心の声に忠実になることで次々に人生の扉が開けていったそう。
ワクワクの気持ちを大切に、自分の心のまま人生を楽しむことこそが大切なのだと教えてもらいました。
この3つの教えを胸に刻み、「いま」を自分らしく生きていきましょう。
では、また次回をお楽しみ♡
西村真紀