焚き火を見て話す。
オンラインでの会話が当たり前になって、いろんな機能にも慣れてずいぶんオンラインの会話にも慣れてはきたのだけど、やっぱり物足りないなって思うこともある。
仕事で報告とか連絡とかする分にはそんなに困らないし、むしろ画面しっかり見えたり声聞きやすくてよいのだけど、対話をしたいときにリアルとの差を感じる。
特に、対話を楽しみたい人たちとの間で、よりその差を大きく感じてしまう。
オンラインで話しているとき、双方向のやりとりの場でも双方向感が少なく思う。
誰かが話していると、その人がもう話は終わったかな?まだ続くかな?って様子を見たり、ほかの人が発言するかどうか様子うかがったり、それで大丈夫かなって思ってから話すような感じになることが多い。
リアルで様子うかがわないわけではないんだけど、でもオンラインだとリアルよりも声が被らないように気を付けてしまう。声がかぶった場合に、リアルよりも全然聞き取れないから。
様子見て入り乱れて話すよりも、順番に話していく雰囲気にもなりがちだと思う。画面に平等に表示されるし、全員が視界に入りやすいからかな?順番に話すと、それぞれが意見言って終わりとか、誰かの話にほかの人が一言ずつとか、とぎれとぎれで、対話というより一問一答のインタビューみたいな感じ。
だから、ぽんぽんやりとりしたり、割り込んだりとかなく、慎重に話してしまって、その分同じ時間でのやりとりが減って浅い感じがする。話深まらずに表面的な感じがする。
気を配っているからそうなるのはわかるんだけど。
顔や話そうとした雰囲気とか声出したこととかが見えてしまうがために、遠慮と気配りが起こる。
でも、ちょっとつまらないなって思う。もっとがっつり話せる感じがいい。かぶったら、ごめん!ってどちらか譲ればいいだけじゃん?リアルでもそうしてたじゃん?
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対話会をするときになったとき、一緒にやる方に「どんな感じにしたい?」って聞かれて、そういうとぎれとぎれでなく発言かぶってもいいから好きなように話せる感じがいい、と言ったら
「焚火の動画を見ながら話すのどう?」
って提案してくれた。
キャンプファイヤーで火を囲みながら話すみたいに話せるんじゃないかな、って。
焚火の動画を画面共有して、みんな画面オフして、焚火だけ見て話す。
(同じようなこと考える人いるのか、YouTubeに焚火の動画がたくさんあった!)
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実際やってみて、私はすごく気に入った!話しやすかったし聞きやすかった。
ぜひこれ広まってほしいなと思うので、よかった点とかまとめてみようと思う。
(長くなりそうなので後程)