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好きな本棚をつくるなら。

引越しした後に真っ先に整えたのが本棚で、好きなものばかりを並べた空間がそこにあることでテンションあがる。
絵本をメインに飾ってはいるけども、図録とか好きなデザイン本とか好きな雑貨とかいろいろおいてあるから、見た目だけでなく存在そのものが好きな空間。

部屋が整ってきたとき、もうひとつ本棚が必要だと思った。
まだ絵本や図録で収納できていないものがたくさんあるし、お気に入りの本もあるし。

視覚的にも、もう1箇所、好きなものばかりの場所があるのはいい。
できたらその本棚ながめられる場所にミニソファとかおいて、好きな空間を目にしつつ好きな本読んでいたい。

もうひとつ本棚がいるなぁと思ったときに、本棚を足すのなら、その本棚には今江祥智さんの童話集が必要だと思った。

このシリーズを多分全巻持っている。
多分まだ実家に保管してある。

小学生の頃、おじいちゃんに毎月一冊ずつ買ってもらって集めたのだったと思う。
小学生向けなんだけど、なんか好きで、高学年になっても中学生や高校生のときも、ときどき読み返したりしていた。
特に好きな何冊かは、大人になってからも実家に帰ったときにながめていたりした。

物語も好きなんだけど、文章や言葉の使い方がすごく好きなのだと思う。
絵本でも、これ好きだなぁと思ういくつかは、今江祥智さん訳のもの。

今江祥智さん訳だから買ったのではなくて、読んでて好きだなぁと思ったら今江祥智さんだからか!ってなる。
基本、原語で読めるのが1番雰囲気も伝わるのもだと思っているけども、今江祥智さんの訳は、この日本語にしたから余計によさが増してるのではないかと思っている。(谷川俊太郎さんも。)
特にこの「ぼちぼちいこか」タイトルからしてよすぎない?

今江祥智さんの本は、言葉も視点も語り方も、すごくやさしい気がする。
それで何度でも読んでしまうのだと思う。
やさしい気持ちがするすると入ってきてほっこりする感じ。
ほんとみんなに勧めたい気分。

懐かしいなぁ、読みたいなぁ、と思っても、童話集は実家にあってすぐ読めないので、今江祥智さん文の絵本とか、大人になってから買い足したりもした。
それはそれで好きなんだけど、やっぱり、大好きな本棚をつくるなら、そこには原点の童話集がないとなぁと思って。
近いうちに取りに行こうかな。
そしてまた読もうかな。

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