機会がないからつくれる機会。
最近一緒のプロジェクトを進めている先輩と、打ち合わせとは別に話をしてみた。
ほぼ入社時から知ってるくらいの、同じ部署にずっといてその中での異動しかなく、長い間知り合いなのに、よく考えたらちゃんと話すのがはじめてだった気がする。
お互い、そんなことしてたんだ、そんなこと考えてたんだ、などとちょっと驚きつつ話していた。
これは、リモートワークでたまたま話す機会がなくなっているからこそ、わざわざつくれた機会かもな、と思った。
*
出社してオフィスで会ってたときには、すれ違ったときなどに世間話をするくらいで。
同じフロアにいたけどグループは違ったのもあって、顔見知りだし挨拶するしときどき話をするのだけど、仕事も含めしっかりじっくり話すような機会はなかった。
今回同じプロジェクトにいるけど、オンラインでの打ち合わせのみで、ほかの人もいるから個別に話すことはない。
逆に、世間話もする機会がないからと、わざわざ機会をつくったことで話ができたなと思う。
*
プロジェクトの打ち合わせでは、ほかの人でさくさく話をまとめていく人がいるのもあって、気になることがあったり議論したりない感じがあっても、そのとき決めることを決めることが優先で話を進めていく。
なので話せてない感聞けてない感もあったりして。
これまでの話の中で、似たようなことにもやっとしてそうだな、と思っていたこともあって、もう少し話してみないかと別途時間とって話すことになった。
で、本題はプロジェクトのテーマのことだったけど、それとは関係ないこともいろいろ話したりした。
多分、リアルで会う機会がありちょこちょこ話したりしていたら、時間取ってまで話そうとはしなかったように思う。打ち合わせ後にちょっと残って話す程度とかで終わってたのではないかと思う。
ほかに時間をとってまで話すことにしたのは、そういう機会がなかったからで、ほかに時間をとったから、議題の続きだけでなくいろいろ話す機会になった。
かんたんに話す時間をとれるということも含めて、オンラインでなければしなかったことだろうも思う。
*
リモートワークとかハイブリッドが当たり前になってきて、オンラインとリアルの差とかメリットデメリットとかよく話題になるけど、これまでできてたことができなくなったとか、これまでできてたことが代替できるかとか、これまでできないことができるとか、便利になったとか、そういう比較だけの文脈で語ってては足りないのかも、と思った。
できないことがあっても、だからそこから生み出されることがあったり。
困るから困りそうだから余計にうまくいくための何かを考えられたり。
そういうことがないか、そういうことができないかというのも考えてみるといいかもな。
*
ライティング・ライフ・プロジェクト2023年1月期募集中です。
お問い合わせなどはこちらからどうぞ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?