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自分だけの体験を積むこと。

どんな道を進んでも、そこで経験することから何かが得られるものだと思う。

寄り道まわり道のいいところは、まっすぐ進むときにはできない経験をたくさんできるところ。

まっすぐな道を進むより、想定外があったり自分で考えたり判断したり試行錯誤したりが多いところ。


経験は財産だと思う。
その人にしかわからない、そのときその場にいた人にしか感じれない認識できないってことは強いと思う。

特に今、調べればたいていのことはわかるし、AIがなんでも調べてまとめてくれるし、ロボットやAIができちゃうことも多い。
一般論でなく、その人にしか体験できないこと、っていうのが、その人が持てる価値になる。

何をしたか、何を見聞きしたか、という、経験した事柄そのものではなくて、そこで何を感じたか、何を考えたり気づいたりしたか、何を得たり学んだりしたか、固有の体験の部分が大事。
それは絶対、同じ事柄を経験していても人によって違うことだから。



別にまっすぐ行こうがあちこち行こうが、自分だけの体験を得ることはできる。
何をしても、何を得るか何を感じるかはその人次第だ。

ただ、人がつくった道やほかの人と同じ道を歩こうとするときに、マニュアルを確認するように、その道が合ってるか、進み方が合ってるか、うまくいかないときにどうするか、一般論を見て判断して進むと、自分が感じたりすることが減ってしまうと思う。
(もちろんそれも人によるけど。)

どんな経験でも、そこから学べることはあるし善し悪しはないけど、自分が何を得ようとするか、何を得ていると認識するかには差があるよね。

何をしたか、どんな結果を出したか、みたいなのが、よく求めたがったり求められたりする「経験」だと思うけど、それは氷山モデルでいう「コンテント」の部分だと思う。
それは人に見せやすい手持ちのカードだし、狭義のキャリア(仕事、キャリアアップとかキャリアチェンジとか)では必要ではあるだろう。

でも、何を感じたか考えたかというような、「プロセス」部分が自分をつくるんじゃない?
だから、自分だけの体験っていうのを、もっと意識したらいいよねと思っている。

コンテントとプロセスの話は↓など。



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