見出し画像

それぞれ違うことに気づくこと。

仕事の話をしているときに
「やりがいがあるところにいる方がいいでしょう?」
って言われたら、どう思う?

まぁそれはそうだなって思う人も多いかもしれない。
別に仕事にやりがいとかいらないよって思うかもしれない。

実際私が、そういう風に聞かれたとき、まぁどっちかっていうとやりがいあった方がいいとは思ってるんだけど、多分聞かれている趣旨とは違うなぁ、と感じた。
多分、その聞いてきた人の言う「やりがいがある」というのは、評価されるところ、新規事業など今会社が力を入れている部署、などを指していたように思う。

私の場合、「やりがいがある」っていうのは、評価されやすいとか花形部署とかよりも、「おもしろいと思えるかどうか」だから、その人の「やりがいがあるところ」とは重ならないこともある。

そんな風に、「やりがいがある」と思うものって、人によってばらばらだ。

「プロジェクトの規模」「影響力の大きさ」みたいなことにやりがいを感じる人もいるし、「チームワークのよさ」「協力しあって達成すること」って場合もあるだろうし、「直にお客様の声を聞けること」「お客様の笑顔を見ること」みたいな人もいるよね。
自分の関わる製品への思い入れがやりがいにつながる人もいるし、得意な業務内容で自分の力が発揮できることがやりがいになる人もいるし、自分のスキルアップや成長があることがやりがいになる人もいる。

同じような「こんなことにやりがいを感じる」であっても、細かく聞いていくと違っていたりもすると思う。

それなのに、それぞれがどんなことにやりがいを感じているのか、ということを語らないまま、「やりがいがある方がいいよね」「この仕事はやりがいがあるよ」って感じで話していたりすることって多いと思う。

そうやってふんわりあいまいな言葉のまま話していると、コミュニケーションできていそうでずれていたりする。
でも自分の中では、自分のイメージとか定義とかがあたりまえだから、なかなか気づかない。

同じようなイメージで話せていそうな言葉でさえも、それぞれ細かく違うイメージを持っていたりするものなのだから、「やりがいがある仕事」みたいなざっくりした言葉は余計に、それぞれ違う価値観で違うイメージで話しているものだと、意識しながら話していけるといいよね。

ライティング・ライフ・プロジェクト2025年3月期募集準備中です。
お問い合わせなどはこちらからどうぞ。

いいなと思ったら応援しよう!