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自分を持って相手と関わること。

コミュニケーションって、人とつながって理解し合って関係を築いていくことだから、自分のままで関わり合っていけるといいと思う。

それってあたりまえのようで、苦手な人にはすごく難しいのだと思う。
私もよく関わりの中で自分がなくなってしまっていたし、今でも合わないところでは自分を消して関わってしまう。

コミュニケーションに悩んでいるのって、「自分というもの」が明確でなかったり、自分と人との境界線をしっかり引けていなかったりするっていうのも大きいのではないかなと思う。

たとえば、極端に薄い関わりでいようとするのは
、人と関わることでかんたんに「自分」が崩れるのかもしれない。脆い自分を守るために、距離をとって崩れないようにいたいのかもしれない。
逆に誰かに深入りしすぎたり依存したりするのは、自分と相手の境界線がなくなって、相手ありきの自分、みたいになっているかもね?

コミュニケーションをうまくできるように、って考えるとき、どういう言葉、どういう行動をするべきか、とか、相手がどう考えているか、とかを考えることが多いように思うけど、言葉や行動って単に手段の一部だし、相手がどう考えるかっていうのは相手の問題だ。

その前に、自分はどうしたいのか?どうありたい?があるんじゃないかと思う。

相手にどう思われたいか、どう見られるべきか、ではなくて、自分がどうしたいか、自分がどうしていると心地いいか。

自分がどうしたいか、自分がどうしていると心地いいか、という中に、相手からどう思われるか見られるかも入る人もいるかもしれないけど、自分以外のことはコントロールできないのだから、自分することや自分の在り方しか決められない。

人との距離感や関わり方って、どんな風にしたいかは人それぞれ違うから、人に合わせようとしていたら、自分の人に入られたくない領域の中に踏み入れられることになったり、自分に合わない関わり方をすることになったりしてしんどくなる。

相手の反応は相手次第だと割り切るのか、それでも相手の反応を少しでもコントロールしたくてがんばるのか、自分次第だし。
相手との距離感をどのくらいとるのか、自分の領域をどう守るのかも、自分次第。
そういう、コミュニケーションについての自分のスタンスを持っていられると楽になれるのではないかと思う。

コミュニケーション、というと、ひとつのスキルのように思われがちだけど、人間関係をどうしたいかってことで、自分の生き方の中のひとつなのだと思う。
で、人間関係って、結構人生で占める部分が大きくない?

テクニック的なスキルでなんとかできることもあるけど、それだけで解決できる話じゃないよね。
自分も人もまったく傷つかずがんばりすぎず、すれ違いもせず対立もせずにすべてをうまくいくようになんてあるわけなくて、その中で何を選ぶのかを決めていくしかない。

キャリア(人生)を考えるのと同じで、キャリアを考える一部として、自分はどうしたいのか何を優先して関わるのかを、持っていられるといいのだと思う。

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