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自分が体現することで支えていくこと。
NCDAカンファレンスの報告会を聞いて思ったこと覚え書き。
こちらの記事の続き。
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参加された方のお話でいくつか印象的なことがあったのだけど、水野みちさんが、ご自身の発表のあとの対話で話していた、登壇者で派手な服装をされてた方が語っていたこと、というのが特に印象に残っている。
「好きな格好をしていても、それは私の仕事のパフォーマンスにはまったく関係ない」
「好きな色の服を着て、好きなアクセサリーをつけて、自分自身が好きな姿でいることで、好きな姿でいたい人をエンパワメントするのだ」
というような話をされていた、とのことだった。
(ちゃんとメモしてなくて記憶があいまい…)
めちゃくちゃ同感なのと、勇気づけられる思い。
また、自分のあり方や支援の仕方も考えさせられた。
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どんな服やアクセサリーなどを身につけているかは自由だ、というのはほんとそう思う。
もちろん最低限の、人を傷つけない、不快にしない、といった配慮は必要だし、どう考えても自分やまわりの人のパフォーマンス低下につながるような非常識なものはだめだと思うけど。
(たとえば、公序良俗違反とか、香りがきつすぎるとかは不快だし、極端にいうと、紅白の小林幸子や美川憲一の衣装みたいな動きにくい服で一般的な業務はまともにできない。)
それなのに、ルールとか常識とかが多いよね?
色とか形とか、こんなシーンではこんな服でないと失礼だとか。
見た目でジャッジされるのはなんだかなぁと思うし、逆に、服とか身につけるものって自分の表現でもあるしその人らしさが見えるところなのに、一律に似たような服にして無個性にするのはもったいないとも思う。
そういう、自分らしさを消されてしまったり、自分らしくいられなくて悩むような人たちに、寄り添ってどうしていくかを一緒に考える、というだけでなく、自らが体現することで伝えていく、後押ししていくという支援の仕方もいいなぁと思った。
体現していくというのが、1番説得力があると思う。(というか、実践できてない人の話は説得力がない。)
自ら表現することで、自分らしくいることや自由に選ぶことができるよ、って伝わるし、やろうよ、ってメッセージにもなる。
悩んでいる人だけでなく、社会にたいしても必要性を訴えることができる。
寄り添って考えるというのは自分に相談してくれた人にしかできないけど、体現して伝えていくのは多くの人にたいしてできるし、クライアントがいなくてもメッセージを送っていくことができる。
そういうあり方や支援の仕方をしていきたいなぁと思った。
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一方で、アメリカとかでもまだ、エンパワメントしないといけないのだな、と思った。
自由で多様な国でも、自分らしくいるのには後押しが必要だってことなんだなぁと。
ほんとに、自分が自分でいられるのがあたりまえでいいのにな。
それぞれの人が自分らしさを表現していて、そのいろんな自分らしさが楽しめる世界になってほしい。
って思うならそれを伝えて見せていかないとなぁ、と思った。
ほんとにそれぞれの自由が共存する多様な世界にしていきたいなと思う。
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