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ぎりぎりの力。

1日が終わる頃になってやっとエンジンかかってきた感があり、何やってるんだろうと思う。
今日1日時間があって、これくらいの時間かけて休憩しながらも余裕持って進められるかな、などと考えていたのに。
今日絶対やろうと思っていたこと以外にも、できたらやっておきたいことはいろいろあったのに。

別にやりたくないわけではなくて、昨日寝る前とかめっちゃやる気あり、こんな感じにこういう風にしようと具体的にイメージしたりまでしてたのに。
そこで取らぬ狸の皮算用的にイメージしすぎて満足してしまったのだろうか。

ほんのちょっと作業しては家事したりだらだらしたりして、ほとんど進まないまま夜になり、さすがにそろそろやらないと寝る前に終わらないな、と思ってやっと集中力があがってきた感。
(といいつつこれ書いてるので作業またすぐ中断してるのだけども。)

以前、「ぎりぎりの力」があるのではないかと言われたことを思い出す。

なかなか自分の作業や課題など進めていなくて、日程決めてその直前に終わらせたときに、直前にならないとなかなか決め切れなくてだらだら考えたりしちゃって、と話していたらそう言われた。
締め切りつくってぎりぎりにやるタイプなんですね、と。

その方も同じタイプで、同じように、先延ばししてなかなか取り組めないことをよくない癖だと思っていたそうで、不思議な力を持っている方にお会いしたときにそう言われたそうだ。
「ぎりぎりになると爆発的に力を発揮する」「ぎりぎりになるほどクオリティがあがる」って。

ぎりぎりになるほど、ってほんとかな?と思いつつ、体感的にはわかる気がする。

まだ時間ある、と思うと、気が抜けたり気が散ったりしてしまうし、これくらい休んでも大丈夫かなってさぼろうとしてしまったりする。いろいろ考えて発散したりあれこれ考えすぎたりしてまとまらなくなったりもする。そして、もっとよく考えようと思って余計に迷宮に迷い込む。
もう時間がない、もう余裕がない、ってなると、集中力あがってくるようなエネルギー集まってくるような感覚がある。緊急事態の火事場の馬鹿力って感じ?気が引き締まるという感じ、頭も冴えてくる感じ。あくまでも気分だけど。

悩む余裕がない、あれこれ考えたりやったりする余裕がない、ってなって、やっと、決めることができるというか。
そうでないとなんでもいろいろ全部、みたいになってしまって、決め切れないやり切れないってなる。
単に取捨選択が苦手で優先度とか重要度決めるのが苦手で、追い込まれてやっと捨てられるっていうのがよくないのだけど。

クオリティはほんとによくなるのかわからないし、時間があればもっとできることがって思ってしまうのだけど、集中力あがる、やること絞る、とかになる結果、クオリティあがると言われても納得できるようにも思う。

だから毎回なんでも、ぎりぎりになるまでだらだらしたりほかのことしたりとかするのかな?とか、あれこれやってはいろいろぎりぎりに自分で追い込むのもそのためなのか?と思ったり。
でもわざわざそうしてるって思うのもなんだかなっていうか。追い込まれた状況ってやっぱりつかれたりもするし、不安になったりもするし。

そして、今の状況ってまだ完全に追い込まれてないから(自分の中では明日までにと思ってるけど、明日出すと宣言してないから)まだもっと追い込まれるまでぎりぎりだらだらしてしまうのではないかとどきどきしたりもしているところ。
ほんとに自分でぎりぎりにして力を使おうとしてしまうのなら、なんかもっとうまくやりたいと思う。

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