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やるしかない機会をつくる意味。
自分がやるものだ、という状況になると、やるものだからあたりまえにやるようになり、やっていくうちにできるようになる。
そうやって、やったことないこととか、避けていたこととか、そういうものもできるようになっていくと思う。
そう思っているので、余計に、失敗を避けようとするのってもったいないなと思っている。
失敗したくなくて、絶対できそうなこと、ある程度確実にできると思えそうなこと、教えてもらったりしてなんとかなると思えること、みたいなことしかやらないと、伸び幅がめちゃくちゃ狭くなってしまう。
できそうって思えることって、今できる範囲の中か、ちょっと外くらいのことが多いよね?
自分の想定範囲内のこと。
自分では想像できない未知のところに、自分が知らない可能性があるんじゃない?
(もちろん、明らかにいやなことや苦手すぎることをやれって話ではない。やったことない、できるかわからない、っていうことを、やってみてもよくない?って話。)
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だけど、失敗したくないからできそうなことしかしない、というような人に問題があるってことじゃない。
失敗したらだめだ、って圧力が強すぎることが問題だと思う。
失敗したら怒られる、評価は落ちる、チャレンジさせてもらえなくなる、って感じだったら、失敗しないようにしたくなって当然だし。
失敗はだめなことだから失敗しないようになんでも教えておく、って感じの状況だと、できるかわからないことをさせてもらえなくなって、チャレンジしたり失敗したりしたことがないと余計に怖くて避けたくなるだろう。
失敗することにもう社会が少し寛容だったり、みんなが失敗することに慣れていたりしたらいいのに。
(というか、失敗って概念自体があまり好きではないのだけど。試してうまくいかないことがあるのはただの結果だし前進でもあるし、ミスはリカバリすればいいじゃんって思うし、人生でうまくいかないことはそういう経験というだけでそこからどうするかだし。)
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やるものだからやる、って状況のときって、「失敗するかもしれないからどうしよう」って悩んだりはしないよね。
そんなことに迷ってる暇がなくて、やるしかない。
「失敗するかも」って思っても、調べたり聞いたりしながら、やってみるしかない。
できないかも、って思うのでなく、どうしたらできるだろう、ってなる。
腹が決まる、覚悟ができる、ってことなのかもしれないけど、そこまでの気合いとかなくても、やるものはやるのだって状況になると、そういう行動になるのだと思う。
そうやって背伸びしたりしながら成長していくのだと思うし、背伸びしながらもやった、やれた、っていうのがまた自信にもつながるのだと思う。
そういう意味では、望んでいることだけでないほかのことをするしかない状況っていいことだと思うし、配属ガチャや望まない異動をしないようにするって風潮もあるけど、希望どおりでないことでの成長を促せるいい機会だと思うのだ。
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