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合う靴を履くのか、履きたい靴を履くのか。

足に合う靴を履いていると、いくらでも歩けたりつかれにくかったりする。あちこち行っても大丈夫って思う。
いろんなところに行ったり、たくさん歩きそうだったり、どうなるかわからないときとかは歩きやすい靴が1番だと思う。
スニーカーとかローヒールのブーツとか。

でも見た目のきれいさとか好みとか、脚がきれいに見えるとか自分に似合うとか、そんなのだって大事で。
出かけたくなるのとか、特別なところに行きたいとか、ちょっと気合いいれていたいとか、そんなときに履きたいのは、ちょっと高めの細いヒールのパンプスとかサンダルとかブーツとかだ。
足が痛くなったり、歩きすぎると傷んだりするのでたくさんは歩けないけど、それでも履きたいと思う靴。

楽でつかれにくくて歩きやすい靴で、たくさん歩いたり走ったりできるのも、きれいで見た目よいテンションあがる靴でちょっと背伸びして歩くようなことも、どっちもあってそれぞれ必要だ。
でも、どこに行くかわからないときとか、あちこち行きたいときって、どんなのを履いているのが正解なんだろう?って思う。
もちろんシーンによって合わせるべきものが違うから、好みだけでは決められないわけだけど。

たくさん歩ける方がいいなとも思うけど、たくさん歩くためなら楽でつかれにくい靴を選ぶけど、出かけるためなら楽なのがいいのかはわからない。
あちこち歩けて大丈夫だから出かけられる、というのと、気分があがるので出かけたくなる、というのは別で。きれいな靴好みの靴だからわざわざ出かけたり歩いたりしたくなるのもある。

どうなるかわからないとき、どんなシーンでもまぁ許されそうな、無難にそこそこ歩きやすいちょっとヒールとかで合わせやすそうなベーシックなものを選んでしまうのだけど、ほんとはどうなるかわからないならお気に入りのテンションあがる靴でいたいんだよな。
だけどどうなるかわからないなら、動きやすいスニーカーがいいってこともあるだろうとも思う。きれいな靴だと動けないこともあるから。(逆にきれいな靴でないと行けないところもあるけどね。)

それは靴だけの話でなくて、仕事とかくらしとかでも同じだなと思う。

身の丈に合ったというような、楽でつかれなくて進めやすいようなことをしていたら、さくさく動きやすいだろう。
いろんなことをやったりたくさんのことをやれたりもして、うまくいきやすいのだと思う。
自分にできてまぁまぁ楽だったりしてうまくいったりするのはいいことだけど、がんばりやすいけど、でもがんばりたいかは別の話で。

ちょっと無理めな大変なこととか、背伸びしないとできないようなことは、なかなか動けなかったりうまくいかなかったりするけど、好みで気合い入るようなことなら、がんばりたいと思えたりする。
でもなかなか進まなくて動きづらくなったりする。

やってみたい、がんばりたいけど、できなかったり動けなくなったりするのと、ちゃんとできると思えるけどつまらなくなったりするのと、どっちを選ぶのがいいのだろう?と思う。
やりたい方がやりたいけど、結果も必要だしな、と。

結局は、何がいいとかでなくて、都度都度そのときに必要な靴を選んで動いていくだけなんだろう。うまく選んで、出かけたくなったりしっかり歩けるように。
好みの靴で気分よく歩いていたいけど、必死に進むときには歩きやすいことも大事だし。

最近よく履いてた靴と違うのを履いたら、歩きやすいけどいつもと疲れ方も違って。
どんな靴でどう歩くかによって進み方も疲れ方も変わってくるよなぁと、当たり前なんだけど改めて感じて、いろんな靴を履こうかなと思ったのでした。
歩きやすいのも背伸びしたいのもほかの靴も、お気に入りのがいいな。

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