図録は展示の集大成であってほしい。
前にも書いたけど、図録が大好きなのです。
気に入った作品をじっくり見れるし、図録にはきれいに撮られたものが載るし、解説とかも読めるし、図録にしかない話などが載ってるときもあるし。
あと、見直したときに、見たときのことが思い出せるのがいいよね。
こんなところがいいなって思ったんだよな!って。これもっと見てたかったよなー!っていう。
なので、美術館などに行くときは、展示だけでなく図録が楽しみだし、めちゃくちゃ期待している。
図録の中にその展示のすべてがこめられているくらいに思っている。
だから高くても重くても絶対買いたい。私にとってそういうもの。
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スヌーピーミュージアムに行ったのだけど、展示がすごくよくて、その後ショップで図録図録と楽しみに探したら、なんか思ってたのと違ってがっかりしてしまった。
これまで図録で期待はずれだったことがないので(多分)期待しすぎだったのかもしれないけど。
特に、期間限定展示のウッドストックの、展示のデザインめちゃくちゃ好みだったの。
赤ベースに黒のシンプルなデザイン。
展示はほかには撮ってないのだけど、案内などこのデザインのイメージで、壁にあちこちウッドストックが描いてあったりして、かわいかった。
そのままのイメージが図録におさまっているのを期待してた。壁のウッドストックは展示外で載ってない可能性はあるかなとは思ったけど(それでもページのデザインとか内表紙とかにいてもいいかもと思う)、このカラーリングで展示内容がだいたい網羅されているみたいなのを。
そしたら、こんな図録だったわけ。
手のひらサイズくらいの図録で。それはいい、小さくてかわいいし、ウッドストックの小ささとイメージ合う。
けど、なんでこの蛍光グリーン?赤ベースに黒のデザインで展示してたのに?せめて色変えるとしたらウッドストック色にしてほしくない?(常設展のスヌーピーの図録は白ベースだったので)
中身も、展示してあるものはざっと収録してるのかもしれないけど、展示に沿って収録されてる感じでなかった。デザインとかも適当にとりあえずつめこみましたって感じに見えた。テキスト位置とか余白とかもデザインされてるように思えなかった。
(もちろん個人的な感想であって、ほんとは何か意図があるのかもしれないけど。)
スヌーピーの方も同じようなデザインと中身のようだったので、どちらも買わなかった。
図録買わなかったのひさしぶりだと思う。記憶ある限りはじめてに近いひさしぶり。
それくらいがっかりしてしまったのでした。
一応事情なども考えてみようとすると、ウッドストックだけならまだわかる。短期間の展示のためにコストかけられないかもしれない。(でも表紙は赤ベースがいいしそれくらいできるんじゃない?って思うし、短期間といっても通常の美術館の展示より期間あると思うけど。)
でも常設展のスヌーピーのも同じ感じだったのがなんだかなと思う。もっとなんとかなりそうなのに。グッズは充実してるのに。
でもとりあえず、スヌーピー本いろいろあったので、以前の六本木スヌーピーミュージアムの展示の図録を手に入れた。
中身見れなかったけど、ぱっと見でデザイン凝ってそうだなって思って、図録欲を満たしてくれそうな気がして。
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展示自体とカフェは満足。写真撮っても大丈夫なところも多かったしまた行きたいくらい。というか図録がいまいちな分写真撮りに行きたい。
(満足だから余計に図録がもったいないなって思うだけで、ミュージアムに文句言いたいわけではない。)
スヌーピーの歴史とかキャラクター紹介もよかったけど、1番好きなのはシュルツさんがスヌーピーたちを描いてる動画がたくさん見れたこと。
するするできあがっていくスヌーピーたちがかわいい。全然消したりせずに一発で形つくっていくんだもんなー。すごい。あれは何回でも見てられる。
展示は撮ってないけどなんだかんだとあちこち撮ったしあれこれ買った。
やっぱよかったしかわいかったし。カフェもおいしかったし。
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