見出し画像

体験したことがないことをすること。

知人が開催していたマルシェに参加してみた。
申込しておいたものの、マルシェに向いているような商品サービスを持ってないので、あとから悩んだのだけど。
とりあえず、これまで知らなかった人に知ってもらうのを目的に、その場で提供しやすいPRイラスト系で出展。

思ったよりいろんな人に来てもらえてよかった。
マルシェでないと知り合うことがないだろう人と知り合えたのもよかったと思う。

あと、実はマルシェに出展ってはじめてだったから、はじめてやってみたのがよかったなぁと思う。

多分これまで、マルシェ的なところに友人が出ていて遊びにいくとか、運営側や出展側の人を手伝うとかはやったことがあって、なんとなく何が必要かとか何ができそうかは想像がついたのだけど、想像できるのとやってみるのとは全然違う。

飲み会などで、ミニスケッチブックなどにさらっとらくがきするレベルの似顔絵を描いたことはあるけど、飲み会だし仕事じゃないし、それまでに多少すでに話などしていて雰囲気などわかっている中で描くから、気楽さが全然違う。
お祝いの集まりでその場でかんたんなお祝いイラスト描いたこともあるけど、その場合は1組描くだけだからそこに集中できて、次々いろんな人を描くのと全然違う。
そういう目の前で描くのって今までは紙とペンか色鉛筆で描いてたのに、デジタルでやったのも勝手が違う。

そもそも、そんなにお客様が来るのを想定していなかったのだった。
物販とか施術系の出展が多い中で、ついでにのぞくくらいの人がいる程度かなとか、余裕あるときに出展者の方にPRしようかなとか、そんなイメージ。
それが、そんなに間を空けずにお客様が来てくださったので、落ち着いて描く余裕もなく必死で描いた。

でも逆に、意外と対面である程度の数を描き続けることはできるなぁとも思った。
興味示してくれた人が重なるときにお断りしたり時間かかったりするから、多少時間のコントロールなり進め方なりは必要だと思うけど、1人で話して描いて進めるのはできる。

最初は、ヒアリングしてイメージ固めたりするのも、メモしたりするのも、実際にラフ描いてイメージ合わせて、そこから描いていくのも、全部iPadだけでやろうとしていたけど。
クロッキーも持っていってたおかげで、iPadで前の案件のラフや下描きしてる途中で、次の人のヒアリングやイメージ固めたりできた。
並行して作業進めるのにどっちも使えるのはよかったし、iPadだろうが紙だろうがイメージ合わせるところまで一気に話せてしまうのがよかった。
いつもヒアリングやイメージ合わせやラフなどまでに時間をかけていたけど、結構短時間でも描きながら話しながらぎゅぎゅっと詰めてやれるのもわかった。

あと、だいたい30分くらいの区切りでどれくらいできそうかとか、この進め方でどの程度つかれるかとか、なんとなく把握できたのもよかったかな。
マルシェだからこんな人が来るのか、このくらいの価格ならこんな人が来るのか、いつもと違う場ややり方だと違う層の人にアプローチできるのも実感できたし。

何が得られるかとか、得られるものの価値とか効果とか関係なく、やってみることそのものや、やってみて気づくこととかわかることとかがあるのが、試してみることのよさだなぁと思う。

はじめて体験することって、そのこと自体が学びになるからおもしろいし、だからやってみてよかったと思う。

ライティング・ライフ・プロジェクト2024年5月期募集準備中です。
お問い合わせなどはこちらからどうぞ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?