親子で対話型鑑賞(オンライン) はじめました
本日親子で対話型鑑賞のワークショップをオープン開催しました。
オープンで実施したのは初めてでどんなかたがいらっしゃるんだろうとドキドキでしたが、親子参加3組、大人ペア参加1組、大人1人で参加4名の方々が集いとても素敵なワークショップになりました。
なにしろ私が一番楽しんだし、癒されました。
参加していただいた皆さん、そしていつも絵を選び全面的にサポートしてくれる浅野さんありがとうございました。
1枚目は前回と同じムンクを使い、2枚目3枚目は絵を変えてみました。
今回も子供たちの「気づく力、思い描く力、それを表現する力」が爆発しましたよ~。
ムンクの絵では「ゆうやけがすき」「奥の方にボートがあって楽しそう」「異世界みたい」「空間がゆがんでる」などたくさんのお話をしてもらいました。
2枚目のメアリー・カサットでは「こどもの足のだしをとってポットで飲むんだよ」「泥あそびしちゃったから洗ってあげている」「お母さんのお耳が小さい」「お母さんの手が大きい」「おかあさん何に座っているの?」
「ぼくもおかあさんに足洗ってほしい」などなど
「だし」には爆笑しました。 そういえば私も娘の汚れた手足を洗うとき「いいだしでてるねえ」と言っていたような・・・。
注)5月28日追記 後でお母さまから感想をいただいた際に「手前のポットにだしが入っているように感じたから言ったようです。」と教えていただきました。これは笑ってはいけないアイデアでした。しっかり受け止められず本当にごめんなさい。日々勉強です。
3枚目のルソーは「ラッパを吹くゴリラがいる」「ゾウがいる」「ミミズがいる」「バナナがある」などたくさんの発見がありました。
そして「このあとどんなことがおこると思いますか?」の問いには
「合唱がはじまる。女の人が指揮者」「パレードが始まる」「戦争が始まる」「ダンスが始まる」 ・・・・。妄想がめちゃくちゃ広がります。
一人ひとりとてもリアルな映像が描けているということが伝わってきます。
そしてこの絵の名前(タイトル)は?という問いに「ジャングル音楽隊 女の子」 「この森はどうぶつの森」 「森のパレード」「かくれんぼ」「大妖精様」・・・とても素敵なタイトルをつけてくれました。
最後にどの絵が好き?と聞いたのですが、ムンクが一番人気だったかな?
大人の感想として「ムンクの絵に楽しさを感じる子どもって素晴らしいな」「子どもの発想の豊かさを堪能させていただき、とても楽しかったです!」「絵を見るのは多視点を得られて、タイトルを考えるのは言語化を鍛えられてとっても良いと思いました」などをいただきました。
今回もこどもたちの「気づく力」「思い描く力」「表現する力」にただただ驚き、うち震え、ひれ伏し、そして癒されました。
こんな感覚を今回参加された親御さんや大人たちも感じてもらえていたら嬉しいな。そして子どもたちには「自分のきづいたこと、思い描いたことを人と話すのって楽しい!」と思ってもらえたらいいな。
今回の私の気づきは「オンラインだからこそ子どもと気軽に参加できる」ということ「オンラインでも対話をすることでオフラインに迫るくらい絵を体感できる」ということです。
浅野プロデューサーと話して次回以降も設定することにしました。
日程決まりましたらSNSなどで発信していきます。
今回参加できなかった方もぜひご参加ください。
以下5/26追記
6/28(日)10:30-11:15 と 7/19(日)10:30-11:15に追加で実施します!
詳細は下記Peatixのグループページ参照ください。
https://family-vts.peatix.com/