UKロックダウン20日目
ボリス退院。看護師2人の名前を挙げて感謝。
イースターの説教をカンタベリー大司教が自宅のキッチンで録画放送。
死者1万人を超えた。
以下、アイルランドの研究者の Elaine Doyle @laineydoyle のtwitterスレッドが示唆的であったので、抜粋して訳しました。
https://twitter.com/laineydoyle/status/1249127908876128259
人口に対するICUのベッド数比率、医療制度、文化、歴史、ほぼ同じ条件下にあるアイルランドと、UK、最も近い隣国でありながら、UKの死者数は4月11日現在で、アイルランドの2倍になっている。なぜか。
アイルランドが先にクローズダウンしたからだ。ずっと早く。
ボリス・ジョンソンが「手を洗え」と言っている間に我々の首相は学校を閉鎖した。セント・パトリックス・デーをキャンセルした。
アイルランドのTVニュースは、今後どうなるかについて、とても直接的で深刻な声明を出していた。しかしイギリスのチャンネルに変えると…「クリケット」だった。
アイルランドでは、状況の深刻さはとてもクリアだった。人々も受け入れ、サポートした。
パンデミックにあっては、1日1日が勝負だ。1「時間」1「時間」が勝負だ。そしてイギリス政府は丸々2週間を無駄にした。どの週?
アイルランドは3月9日にセント・パトリックス・デーをキャンセル、それから学校閉鎖、大人数での集まりの禁止(3月12日)、不可欠でないビジネスの閉鎖とソーシャルディスタンシングから完全なロックダウンまで、次々と一連の制限に着手した。それは緻密で、明確に伝えられ、コントロールされていた。
UKは3月20日に学校を閉鎖、我々より1週間後だった。
完全なロックダウンは3月23日。
そしてその間、曖昧な、混乱したアドヴァイス(3月16日から不要不急な移動を避けろ?パブに行くな、でもパブは開いている、ということは、行ってもいい?)があった一方、インペリアルカレッジのレポートが出た後、突然180度の方向転換。
あなたたちは政府に、メディアに、しくじられた。
自国で1日に1000人近くの人が死んでいる恐ろしい事態を無視して、ニューヨークがいかに悲惨な状況かを報道していた。
しくじられた。こうである必要はなかったのだから。
この2週間もっと多くのことができたであろう時に、メディアは注意を払わなかった。
しかしまだ時間はある。
カーヴを平らにする。検査を積み重ねる。堅牢な接触者追跡システムを作る。ロックダウンを本来使われるべきやり方で使う時だ。我々がしているように。協力しあう時だ。地球規模のパンデミックにあって、我々皆がそうであらねばならないように。
このパンデミックを止めるベストタイミングは1月だった。二番目のタイミングは今だ。
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