UKロックダウン9日目
仕事柄と性格上、もともと基本的に家にいる人間なので私個人としては(気分は滅入るが)それほど変化はない。
もともとやや潔癖というか、軽いOCD(Obsessive–compulsive disorder; 気になったら各自調べてください。)であるので、手洗い消毒はまめにする。が、もともと軽いOCDであるので、この程度の手洗いで本当によかったのか、触ったドアノブは全部拭き取ったかなどと、マクベス夫人並みに気になるから疲れは感じる。家を出る度こんななら、家出なくていいや、と思ってしまう。だからまあ、同じ状況ならロックダウンされている方がされていないより気楽です。ポーの『赤死病の仮面』を思い出す。
改めてイギリスではロックダウンとはどういう状態かというと、
・日々の生活に必要な食料、日用品、薬の買い出し以外、出歩かない。(出ても1日1度まで。違う町の店まで行ったりしない。)
・エクササイズとして1日1回外出するのは良い。ただし必要以上に遠出しない。
・仕事に出ていいのは、絶対に在宅ではできない人のみ。
・店は食料品店、スーパーマーケット、薬局など以外はすべて営業を停止。(オンラインでの営業は継続。休業になったレストランが宅配に切り替えたりしている。)
・郵便は今の所まだ来る。
・美術館、博物館、映画館、コンサートホールなど文化施設はすべて閉鎖。
・公共交通機関を使わない。医療従事者などキーワーカーと呼ばれる人たちが使えるように動かし続ける。
・学校は休校、保護者がキーワーカーである子供達は学校に行く。
・同居している人々以外、2人以上で集まってはいけない。
・同居していない家族や友達に会いに行かない。
・人と人の間、2mの距離を取る。
今の所、こんな感じです。忘れていることがあったら書き足します。
スーパーによって多少違いはあるかもしれないが、だいたい朝の開店後最初の1時間を医療関係者のみ利用可、一般客は入れないよう制限、また高齢者用に待たずに入れる優先レーンを用意したりしている。オンラインスーパーも、もっとも弱い立場にある(vulnerableな)人々を優先するシステムを完全とは言えないが構築した模様。
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