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子どもが集中力のなさは低血糖が原因?

お子さんはどんな朝食を食べていますか?
そもそも、朝食は食べていますか?

子どもの朝食の重要性について書きたいと思います。

先日、子どもの参観日に行ってきました。
時間は3時間目、11時頃。前回2時間目に参加したときより、だるそうな子が多い、集中力がない、
なんだか全体的に元気がない。

(うーん、血糖値維持できてない子が多いな・・・)

と率直に思いました。
朝7時に朝食食べるとして、給食は12時頃。
おやつのある保育園やスケジュールがゆったりしていた幼稚園時代に比べて
朝ごはんから昼食までの時間が長すぎる・・・。

一般に、食べたもので血糖値が維持できるのは、食後2~3時間。
そのあと、食べ物からの糖の供給がなければ、体は肝臓や筋肉に貯蓄してある糖を分解して血糖値を維持します。

でも、子どもは活動量が多く(やたら走ったりふざけたり、無駄な体力消費が多いですよね?)、かつ成長期でその分のエネルギーも必要。

にもかかわらず、糖を貯蓄するための肝臓も小さく筋肉も少ない。大人より血糖値の維持は難しく、糖質をこまめに食べる必要があります。

しかし、学校にお菓子を持ち込むわけにもいきません。
(中学生にもなれば買い食いができるかもしれませんが)

ぐったり

低血糖の症状

  • イライラしてキレやすい

  • ソワソワして集中力がない

  • 肘をつく、何かにもたれるなど姿勢を維持できない

  • 元気が出ない

もし、お子さんの集中力のなさややる気のなさが気になったら
前回の食事からどれくらい時間が経っているか思い返してみてください。
性格ではなく、血糖値が維持できていない状況かもしれません。

子どもの血糖値を維持する朝食

子どもの血糖値をできるだけ維持するためには、やはり朝食をしっかり食べるしかないと思います。

経験上、糖質単体(炭水化物)だと血糖値がすぐに上がる代わりにすぐに下がってしまいます。
また、炭水化物(ごはんなど)+たんぱく質だけよりも、脂質をしっかり摂っておくと、体感的にも長時間維持できるようです。

  1. 緩やかに血糖値を上げる炭水化物

  2. 腹持ちのよいたんぱく質

  3. 血糖値を維持する脂質

のしっかり入った朝食を摂る必要があります。
パンなどの小麦製品は血糖値が上がりやすく下がりやすいので
主食はごはんはおすすめです。

血糖値維持の体内システムは一人ひとり違うので体感から自分に
合ったものを探すことになるのですが、リブレで測定した血糖値と
息子の様子から、我が家は

肉>魚>卵>納豆や豆腐

という順番でお肉が一番長時間維持できるようなので、
平日の朝食はお肉料理を出すことが多いです。
(その代わり、夕食は卵や大豆製品、魚介など消化しやすいたんぱく質にしています)

ラクに始めるコツは一汁一菜!

朝は時間もなく、子どももギリギリに起きてきて食べる時間がない!
ということもあるかもしれません。

おすすめは、具沢山のお味噌汁!
お味噌汁に冷蔵庫にある野菜を切って入れ
ベーコンやソーセージ、卵や塩コショウした鶏肉・豚肉をつっこむという朝食。
土井善晴さんの提唱する、具沢山味噌汁です。


一汁一菜でよいという提案

前日の夜の残りのお味噌に肉を入れてもよいと思います。

それも無理なら、そぼろおにぎりやシーチキンおにぎり。
市販のそぼろやシーチキンを混ぜたおにぎりを前夜に作っておく。
おにぎりならソファーでダラダラしながらでも食べられるのでおすすめです。

おにぎり最強

学校で常に安定したメンタル、集中力でいられるためにも

ごはん+たんぱく質+脂質を少しでもとれる工夫をしてみてくださいね♪