
手に入れるための難易度が高い、欲しいモノとは
常に欲しいモノは明確なタイプ。
明確じゃない時は迷いがある時。
今は、これが欲しい!というのがはっきりあって、それは古い着物と帯。着物をリメイクして着たい。どこの百貨店に行こうと、セレクトショップに足を運ぼうと欲しいモノが見つからないはず。だって、リメイクのオリジナル品がいいんだもん。
肝心の裁縫の腕前は、雑巾を縫うのすら危ういレベル。ボタンをつけるのがギリいけるかな程度。
なんで腕前がないのに、リメイク品を欲しがるのって感じなんだが、欲しい。似合うかどうかも分からないからとにかく欲しい。
インスタとかメルカリも見て、いいなっていうのはある。でもさ、当たり前だけど、それも一点物でALL SOLD OUT!ないのだ。
ということで、まずは材料を探しに行ってみた。(順番たぶん間違ってるね)
やってきたのは北野天満宮。毎月25日限定で天神市が開催される。1000店舗近く屋台が出ており、着物や洋服、食器、骨董などから、だんごや焼きそば、お茶などの食品類まで多様なお店が並ぶ。とりわけ、着物、陶磁器のお店が多いところが、天神市の特徴のようだ。
激混みのバスに揺られ、北野天満宮へ到着し、ものの10分で気づく。

絶対、着物を見つけられない。選べない。
着物があるお店を3つ回ったけれど、うーーん。
私、あまり着物知らないや。
めっちゃ良質なものは、私のようなド素人でも分かるんだけど、良いモノはそれなりのお値段がするから分かりやすい。
どれでも1000円ですよ~
って中の着物に明らかに差があるんだけど、分からん。
前でマダムが、物色してる。色んな種類の生地をパッチワークのようにしたスカート。私もあなたのスカートが欲しい!と指をくわえて眺めても、見知らぬマダムに言う勇気があるわけでもなく、選べぬまま。
材料を手に入れたとて、そこからどうする?!って問題もあるが、そもそも素材を手に入れることすらできない。見てきてないものを買うのって難しい。
今の私の欲しいモノ。
こりゃ無理だと諦め、目下興味のある食器類を探すことにした。
結果、サンマを一本置けそうな細長いお皿と、木のまな板をGET!

大満足のお買い物。
しかしまあ、無知な着物を購入するのは難易度が高い。次回までにリベンジだ。