書評#3 作家 東野圭吾
東野圭吾作品と私「マキさんはどんな小説を読みますか?」と聞かれると、なんと答えようか一瞬迷う。とても立ち話ていどでは語りつくせるはずもなく、「えーと、ちょっとそのへんでお茶でも」となってしまう。けれど今だとなかなか気軽に茶飲み話もできなくて、だからそんな話を、今日は書きたいと思う。
好きな小説を聞かれた私は迷った末にひかえめなフリして「東野圭吾さんとか…」と答えるがこれはほんのジャブである。わたしの家には東野作品が40冊以上あるし、何回も読み返している作品もたくさんあるし