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上座に両親が着席??披露宴の席次が衝撃的過ぎるお話@沖縄
沖縄×沖縄県外のカップルでものすごくもめる打合せ。
絶対こういう会話になります。
新郎:沖縄県民(うちな~んちゅ)
新婦:県外出身
プランナー:今日は席次を決めましょう!
(プランナーが一般的な沖縄の席次を説明)
新婦:ちょっと待ってください!
両親席はメインテーブルの目の前なんですか?
新郎:何がおかしい?
新婦:ふつう末席でしょ??
うちの両親ビックリするよ!
新郎:は?後ろの席は友人席だし。
新婦:えっ?せっかく遠方から来てくれるのに友人は一番後ろの席なの?
もうあり得ない…
と、まあこんな運びになることがほとんどです。
解説しますね笑
まずは一般的な席次から見て見ましょう。
<一般的な席次>
<一般的な席次>
*メイン席前は主賓席
*メイン席に近いところから
主賓・上司→友人・同僚→親族・家族
*両親は末席
*両家別に着席
これはよく見かけるパターンの席次ですよね。
では続いて衝撃の沖縄版席次を確認してみましょう。
<沖縄の席次>
<沖縄の席次>
*メイン席前は両親席
*両家の両親は同席に着席する
*メイン席に近いところから
両親→主賓→親族→職場(上司含む)→友人
*友人が末席
県外の方からすると、もう全て衝撃的ですよね。
ご両親様は”第2の主役”
沖縄ではご両親様を”第2の主役”として捉えます。
そのため、ご両親様は一番の上座に配置されるのです。
その他、
☆新郎新婦紹介の際に”両家両親紹介”なるものが入ります
☆招待状には必ず両家ご両親様のお名前も入ります
県外からすると、家族はホスト側なのに!?
と思うかもしれませんせんが、私はこのスタイルが好きです。
だって、これまで育ててきた子供の晴れ姿を一番近くで見たいじゃないですか?
(沖縄は200、300名のゲストが一般的なので会場がものすごく広く、末席だと新郎新婦の表情なんて一切分りません💦)
ご両家ご両親様は同じテーブルに着席
普通は末席に両家分かれて着席しますよね。
沖縄は一番の上座にご両家ご両親様が仲良く一緒に着席します。
ちょっと緊張しますね…笑
もちろん、人数の兼ね合いで両家別にお席を設けることもあります。
どちらか一方が県外出身の方であれば上座に両家を別で配置するのがベストです。
また、沖縄は9割卓盛り料理なので、両家一緒のお席だと気を遣い合って食事がすすまない可能性があります。
ちなみに私は自身の結婚式で両家別にしました。
(テーブルは隣同士)
どちらもうちな~んちゅですよ!
ご友人席は末席に配置される
これも衝撃的ですよはね。
先程のご新婦様がおっしゃっていたようにせっかく遠方からお越しいただいてもご友人は基本末席のご案内です。
でもでも!
遠方からお越しの場合は、もう沖縄style無視してしまってメイン席により近いお席に配置してあげてくださいね。
席次を決めるのって本当に大変(^^;
特に沖縄と沖縄県外出身のカップルだと考え方が違いすぎてご両家同士でもめることもしばしば。
だって県外にお住まいのご両親様は、いくら沖縄では両親席は上座が一般的だと言われても、主賓席より上座ということが信じられないのですから。
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沖縄と県外の違いはまだまだたくさんありますよね。
コチラの記事も併せてお読みいただけると嬉しいです✨
MAKI