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幸せのかたちが変幻自在すぎて困る

貴方にとって幸せとはどんなかたち?
もしくは幸せだと感じる状態・環境は何だろう?




いきなりこんなバカデカ哲学的テーマをぶん投げられても戸惑うことでしょう。わかります。
私も最近すこし困ってるところ。

というのも、異国で暮らす毎日のふとした瞬間に、こういう疑問がぽっと頭に湧いてくることがしばしばあるから。自分の脳内から生まれてくるものなのに、いつもあーだこーだ思考をこねくり回しても満足のいく答えを出せたことがない。


今日は内省好きな私が、国際結婚を機に海外生活をすることになった自分を見つめ直して「幸せの定義」について考えてみよう、という取り留めのない回です。
シンプルに考えを整理したい目的が強いので、長いわりに特に綺麗な答えは出ない予感。誰得?という内容だけど、期待せずなんとなく見てってね。




なぜそんな疑問が出てくるのか

そもそも私はいま語学学校に通うだけの毎日で、日本にいた時よりも目に見える報酬や成果物が少ない&時間に余裕がある&将来の展望が曖昧だからこういうことを考えるんだと思う。

そう、分かってんの、その逆をすればいいことくらい。
だけどもっとこう、一時的な解決策じゃない、本質的な部分まで深掘りしたくて。幸せっていう、普遍的だけどいちばん汎用性が高くて便利な言葉について、自分と壁打ちしながら理解していきたい。


過去との比較
日本で(かけ持ちも含め)仕事をしていた頃は、目の前のことをこなすのに忙しくて、立ち止まって人生や自分の内面を見直す機会は案外少なかった。
それに、日本の家族や友達と気軽に会えたり、自分のお金でやりたいことをやりたい時にできたり、興味のあるイベントを楽しんだりと、つねに物理的で分かりやすい幸福感・満足感を定期的に得られていた。

それが今は、外国に住んで言葉の習得が最優先という状況で(果てしなく長く感じる)、夫のおかげで生活に困らないとはいえ、そうした心の栄養源にすぐありつけず、栄養不足な状態→これまで当たり前にあったことが突然なくなってしまうのは、長期的にじわじわエネルギーをえぐられていくなぁと実感。些細に見えるものほど、意外と自分の根っこの部分で支えになってくれていた、と気付かされる。

あと、やっぱり日本と勝手の違う海外生活で、ひとりで難なく理解&対処できる事柄がかなり限られるというのもフラストレーションが溜まる理由のひとつ。(言語、土地勘、習慣、行政、法律、日々の生活/トラブル etc. )
訳あって引き続き義家族と同居しているので、生活空間やインテリア、車、コミュニティ等 生活の大部分を占める領域に、自分の所有/所属意識が弱いのも、どこか不安を煽る要因になっているかもしれない。
家族といえど他人に頼らざるを得ないシーンが多いのは、大人の見た目のまま5歳児に戻ったような感覚で、まぁ色んな意味でしんどい。

こんな日々の中で、過去の「自分が幸せだ、安心だと感じていた時の心境」と現状を比較して、ある部分で満足感を得られていない、と脳がギャップに混乱しているのだろう。

理想と現実のアンバランスさ

1番の原因はきっと「私の理想が高すぎる問題」。
たぶん、勝手に自分への課題をいろいろ押し付けすぎていて、「あれもしなきゃ、これもしたい、もっと良くなりたい、これが足りない」みたいに溢れている。
なんかもう、こういう性格なんだろうな、と半分諦めの気持ち。向上心があるといえば聞こえはいいけど、結局 自分で自分の首を絞めてしまってるので元も子もない(笑)

身の丈にあった目標設定をして、冷静に現状分析すればこんな風にもやもやしない、はず。ふと読み返すとさっきから当たり前なことしか言ってないけど…自分のことって灯台下暗しでよく分かんなくなる時期、あるよね…?

貪欲さの良し悪し

ある面から見れば、私の現状はとても恵まれていて幸せだと思われるかもしれない。だけど、すべての物事には表と裏があるように、良く見えることの反対側にはそれなりに辛いことも多い。
言い換えれば、いま感じている不満や大変さも、捉えようでは幸せだと思い込むこともできるわけで。これが、タイトルの「変幻自在」ということだと思っていて、私を悩ませる。

幸せの定義なんて、いつでも自分で好きに決められるし、途中で変えてもいいし、もちろんずっと同じでもいい。というか、そもそもそんなもの最初から存在しないかもしれない。
まず何よりも、自分の心が何を求めて何に満足するのか?をいつも明確に知ろうとすることがすべての土台になる。

貪欲であることは、時に素晴らしく、時に恐ろしい。実現可能性がある自己投資的な貪欲さはどんどん発揮していいと思うけど、盲目的なそれは危険で虚しい結果を生むこともある。
人間はどこまでいっても100%満足することなんてない、だけど満足しない状態が続いてもそのうち精神を病む。

大人になると、基本的には自分で自分の世話をし続けなきゃいけなくて、それは独身でもパートナーがいても結婚しても同じ。最後に人生の責任をとるのは自分自身。
だから私はできるだけ早く、日本にいた頃に近い、自立した1人の人間になりたいんだと思う。これには私の幼少期の経験も関係してそうだけど、誰かに負担をかけながら生きる感覚が本当に居心地が悪い。

私の幸せってなに

さぁ、ここまでだらだらと書いてきて…まとめられるのか(笑)
今後見返す時わかりやすいように箇条書きでしめたいと思う。順不同。

●いま満足していること
・夫と毎日楽しく過ごせている
・家族や友達、自分が健康
・語学学校に通えている
・自由に時間を使える
・人間関係の悩みがない
・日本より気楽なこともある
・ごはんが美味しい
・街の散策が楽しい

★今後できればもっと良いこと
・1人で困らないレベルまでフランス語を伸ばす
・家を見つけて引っ越す
・快適な空間をつくる
・好きなように家事をする
・フランスで運転デビュー
・結婚式(パーティ?)
・家族を増やす(子ども&犬)
・誰かの役に立つ
・自力で報酬(ユーロ)を得る
・友達、所属先を増やす
・会いたい時に会いたい人に会う
・早く自立して各方面に恩を返す
・ビザの更新が無事に完了する
・一時帰国して日本で癒される
・フランスで堂々と強く生きる


いや待って、めっちゃ欲張り!!!!!


「足るを知る者は富む」、つまり「何事に対しても、“満足する"という意識を持つことで、精神的に豊かになり、幸せな気持ちで生きていける」ということを表しています。

不満を言っても、自分がミジメになるだけで状況は変わりません。

老子の教えでも読んだほうがいいかな



どんどん出てくるから自分でも笑えてきた。
でもさ、★の中には日本だと今より努力しなくても普通にこなせてたこともたくさんあるのよ。あと、いくつかは現在進行中だな、とかいつ頃までに出来そうかな、という項目もあるので、ここから優先度や実現度を可視化して、マイルストーンをひとつずつクリアしていくと楽しいかも!とちょっと前向きになれた^^


というわけで、以上どうでもいい最近のもやもや大公開でした。
これ恥ずかしいことしちゃってんのかな、迷走しすぎてもはや分からん。でも自分の心の機微をしっかり残しておくことに意味があると思うから、今のところは晒して生きていくことにします!

気づいたら3,000文字以上書いてる。暇すぎん?



ここまで読んでくれた人がもしいたなら、貴重なお時間をありがとうございます。文句、考察、ご意見はコメントでぜひどうぞ。



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