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英語絵本の始め方③子供目線の絵本選び

こんにちは。音読協会認定バイリンガル絵本インストラクターの Maki です。
英語絵本をこれから始める方に、親子で長く楽しく英語絵本を読むためのポイントを全4回にわたってお届けしています。

前回は「英語絵本を完璧に読もうとしなくてOK」ということで、まずはお子さんが好きなように英語絵本を読んでみましょう、というお話をしました。

第3回目の今回は、「子供目線で選ぶ英語絵本」ということをテーマにお話ししていきます。

お子さんの目線で絵本を選ぶって当たり前のように聞こえますよね。

でも、私自身が我が子に英語絵本の読み聞かせを始めたばかりの頃、見落としていたポイントは実はここでした。これに気が付くまで苦労したこともありますが、この点を意識すると一気に我が家の英語絵本ワールドは広がりました!

これから英語絵本を始める方に、少しでも参考になればと思いお伝えします。

我が家では息子が0歳の時から英語絵本の読み聞かせをしてきましたが、息子が3歳を過ぎた頃から英語絵本に興味を示さなくなった時期があります。
日本語の理解力や発話が増えてきた時期なので、今思うと十分に理解していない英語の絵本に抵抗するのは当たり前のことです。

当時の私は、息子の英語レベルが読んでいる絵本のレベルにまだ追いついていないから、という観点しかなく、乳幼児向けの絵本に集中して読み聞かせるようにしていました。
ただ、そんな事を繰り返しても息子は英語絵本に興味を示す様子はありません。

そんな時、音読協会代表の本澤愛さんが息子の好みをヒアリングした上で選書してくれた『The Graffalo』という絵本を読んでみました。

本書の英語レベルは、当時読んでいた乳幼児向け絵本より難易度高めのストーリー絵本だったので、息子が興味を示してくれるとは期待せずに読んでみました。
が、意外にもドはまりした息子!

登場する様々な動物たちの掛け合いや大好きなモンスターが出てくることが面白かったみたいです。
ちゃんと読もうとすると6~8分程はかかる絵本ですが、最初から最後まで集中して聞いてくれました。

『The Graffalo』は欧米のユーモアを感じる絵本で、息子が本当の意味で本書の内容を理解していた訳ではないと思います。それでも、絵本を集中して楽しむ姿に、息子の興味ある絵本を選べば良かったのか!と、はっとした瞬間でした。

長々と思い出を記載しましたが、要するに子供の興味にあった絵本を選ぶことがとても大切ということです。

恐竜好きには恐竜絵本
プリンセス好きにはプリンセス絵本

息子の例のように、簡単な英語絵本であれば子供は読んでくれる、という訳ではありません。お子さんの興味にあった様々なジャンルの絵本に挑戦してみて下さいね。お子さんの新たな興味分野を発見するきっかけにもなりますよ。

英語絵本の始め方の第3回は「子供目線の絵本選び」についてでした。
最後の第4回は、英語絵本は何冊あればいいのか?というテーマでお話します。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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