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音程感を身につけるトレーニング

今回の動画はYoutubeでも配信しています。https://youtu.be/Qd12E84IKT4

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合奏中をしていると、どんどん楽器が温まって音程が高くなっていくのが管楽器の大変なところなのですが、自分が高いのか低いのか分からない!なんてことありませんか?

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①自分が高いのか低いのか分からない

よく音程が分からないと自分は耳が悪いんだ!という方がいますが、私はそうは思いません。

確かに耳の良し悪しは関係あると思いますが、音程が高いまたは低いときの差を知らない為に苦労している事が多いと思うのです。

おそらく多くの方は音程がわからないのではなく、音程の差を今まで感じないで来てしまただけだと思うのです。ということは少し時間をかければちゃんと分かるようになると思うのです。

②どうやってトレーニングするのか?

もちろんチューナーやピアノに合わせて音を合わせるのも有効でしょう。でも肝心の本番の時はチューナーを見ることなんてできないですよね。

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残念な事に普段から耳の訓練していないと一番大事な時に音程の迷子になる可能性が高くなってしまうのです!

という事で、前置きが長くなりましたが今日は微分音を探す事で音程に向き合う方法を皆さんにご紹介したいと思います。

③そもそも微分音って何?

微分音というのは、現代曲でよく出てくる指示なのですが、分かりやすく言うと例えばドからド♯の間を細かく分けた音程です。

ここでは1/4音を微分音として(更に細かく分ける場合もあります。)お話をしていきたいと思います。

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微分音は楽譜に指使いが載ってる場合もあるのですが、楽器やマウスピースによって異なるため基本は自分の耳で探します。

もし詳しい運指を知りたい方は以前ご紹介した横川晴児先生が出されているスケール教本に載っている運指表が役立ちますので、ぜひ参考にしてみてください。

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https://www.amazon.co.jp/dp/0046295712?tag=note0e2a-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1


実はこの1/4の差ってよく私たちが音程で迷子になっている時の音程とよく似ていると思うんです。

そのため微分音を探す作業が、音程が高いか低い聞き分ける良いトレーニングになるという事です。

④微分音の探し方

これは至って簡単です。分かりやすいのはソの音でしょうか?

まず3つのグループに分けて考えてみましょう。例えばソの音で考えてみましょう(分かりやすくする為に♯系で書いていきます。)

少し高いソ→1/4高いソ

普通のソ→ソ

少し低いソ→1/4高いファ♯

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例えば開放のソは指を全部離した状態だと音程は高くなりますね。逆に下巻指を抑えていくと低くなるのと同じ要領で、音程の差を指遣いを工夫しながら付けていきます。

もし、ソの指遣いで下がりきらなかった場合はファ♯の指にキーを押さえたりして少し高いファ♯を見つけていきます。

では下の図のように音程のグラデーションをつけていきましょう。

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微分音を探す時はもちろんチューナーを使ってもいいですが、耳でこの音程のグラデーションが感じることが非常に大事だと思います。

⑤まとめ

今回はトレーニングというほど大袈裟な事では無いのですが、微分音を使って音程の高低を耳で感じる練習方法をご紹介しました。

1日数分で良いので、ぜひ習慣にしてみてください。

数週間続けるだけではっきり効果があると思います!

ちなみに現代曲にはこの微分音が含まれた曲が多数存在します。デニゾフのソナタなども面白いですよ☺️

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ぜひ気になる方はこの機会に勉強してみてください😊

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