チラシを含む、印刷のこれから
「チラシには明るい未来しかねえだろ」
と、声を大にして言えればどんなにいいだろうか…。
「webの未来は明るい」なら全然言えるだろう。
「自動車の未来は明るい」でもまだイケる。
でも、チラシはなあ…。
多分、チラシだけで考えるから、視野が狭いんだと思う。
「印刷」と考えてみればどうだろう?
「印刷の未来は明るい」
うん、完璧に明るいとは言えないが、工夫すればなんとかなる気がする。これまでにない価値を作り出すことができれば、可能性を示せそうだ。
これまでにない価値とは、新しいサービスのことだ。それにはこれまでのノウハウと、新しいテクノロジーの両方が必要だと思う。
新しいテクノロジーといえば、かつて、黄緑を印刷で綺麗に発色させるのは難しかった。モニター、つまりRGBで再現するような色が印刷では不可能だった。
でも、最近はネオンカラー地味た色味がインクで印刷できるようになって、デザインにその影響が出ている。
あとは、桃の表面のような滑らかな産毛を印刷する技術もあるらしい。
グラフィックデザインの可能性はどんどん広がっている。これからどんどん面白いものが出てくるだろうし、そういう流れは印刷、映像、web、あらゆる分野で良い相互作用を生んでいくだろう…。
でも、チラシはなあ…(話が戻ってきた)
なんでこんな暗い気分になるかというと、折込チラシの市場は縮小する一方で、つまり需要がなくなっていく商品で、求められていないのに頑張る意味があるのかなあ?と思ってしまうわけで。
それはでも同時に、自分の視野、というか活動範囲が狭い、ということでもあるわけで。
自分がもっとマルチに活動していて、色々な視点を持つことができていればなあ。そういうとこだよな、これからやっていかないといけないことは。
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