ダンス公演''hopestage"によせて
2/10と11に、社会人ダンス公演
hopestage vol.6 NO BORDER
に出演した。
今回で6回目の、出演者全員が社会人(大学5年生以上含む)で作る公演。
hopestageの公式はこちら
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@hopestage_mt14
「社会人になってダンスを辞めてしまうのがもったいない」「社会人になっても踊り続けられる舞台を」というのが元々のコンセプト。
初めは大学のサークル同期・先輩後輩や姉妹サークルのメンバーのみで集まって披露していた公演だったけど、
年々、他のコミュニティからメンバーも増えて、ダンスのジャンルや内容が本当にバラエティに富んでいる公演。
加えて、毎年のテーマや演出にもこだわり、進化し続けている公演。
私はダンスが好きだし、公演の元々のコンセプトにとても共感しているので、余程の事情がない限りこれからも出演したい。
土日休みじゃないので練習にあんまり出られないのだけど、それでも出たい。
今回は3曲出てて、どれもとても思い入れがある。
*Opening "Week end"
80人近いメンバーのオールジャンルのオープニング。
Jazz,House,Lock,Soul,Punking,Hiphop等々…動画を見てるだけでもすごくわくわくするナンバー。
どれくらい踊りたいかや、どのパートに出たいかを出演者が希望できるスタンスだったので、みんなが自由に出した希望をまとめるのって本当に大変だったと思う。
オールジャンルって、パート→パート→ユニゾン→パート→パート→ユニゾンみたいな、パートが変わる時に流れが切れてしまうこともあると思うんだけど、
このナンバーはそれがなくて、パートごとにうまく繋がっていた。
それぞれのパートの構成にも、意味が込められていて、それが公演タイトル"NO BORDER''にもリンクしていた。
本当に秀逸だった。
vol.1以来、5年ぶりに出演したオープニング。
ダンスのジャンルを越えたたくさんの人と踊ることができた。
*Lock number "One Dream''
この公演でだけチャレンジする、ロックダンスのナンバー。
社会人になってからロックを始めて5年目(?)、おかげでダンスでもそれ以外でも、楽しい思い出がたくさんできた。
ロックを初めに教えてくれた会社の同期と、この公演のvol.2のときに初めにロックナンバーに誘ってくれたダンス同期たちに本当に感謝。
ストリートダンスは、ゆるく、でもやるときはやる!って雰囲気が好き。
このナンバーはフリーで踊るところがたくさんあって、皆の個性が爆発していたのも好き。笑
純粋にダンスを楽しめるナンバーだった。
そして振付師がパパさんというのも賞賛。
家庭があってもこうしてダンスを続けられるーーこれもhopestageの良いところではないでしょうか。
もちろん、奥様のサポートや理解のおかげでもあるんだろうな。
理想の夫婦だ。
*Freestyle number "ゆく河の流れは絶えずして"
「ストリートダンス×感情・抽象表現の融合」という、それはそれはエモーショナルなナンバーだった。
時が来れば卒業や入学のある学生時代とは異なり、社会人だと自由な分、すべての選択に自分の意思や責任が絡んでくる。
居心地の良いモラトリアムに留まるのも縁、離れるのも縁。
大事なのはそこに自分の意思そして意志があるかどうか。
自分の意思・意志があれば、ひとりで歩まねばならぬ道でも思い出と共に進んでいける。
I'm not alone. You're not alone.
そんな気分のナンバー。
ナンバーのメンバーそれぞれに思うところがあり、踊り終わって舞台袖にはけた後に涙する人多数。
もちろん私も感極まり涙。
自分の出演曲の最後でよかった。
公演が終わってこれから私たちは皆、それぞれの道を行く。
どこへ続くか分からないけれど、
願わくばその先がまた皆と踊れる道に繋がっていれば良いな。
一生忘れられない公演に関わってくださったすべての人々に、
心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。