平日の朝からご機嫌でパンケーキを焼く理由

日頃、手帳を使っていない人からしたら、私の長年の手帳遍歴は語り出すと、手帳愛がだだ漏れらしい。手帳術、ノート術、いくらでもしゃべれます、という雑談からの流れで、今度インスタライブにチャレンジすることになりました。決まりましたらお知らせします。

私の使うバーチカルの手帳は、24時間を書き込むことができます。手帳を使う目的は人それぞれですが、私は「1日24時間をできるだけ有効に使いたい」というものです。これまでいくつかの手帳講座を受け、手帳術についての書籍も読みましたが、ほとんどが、自分が何に時間を使っているのかを俯瞰するために、行動の見える化をするところから始まります。24時間の使い方の記録です。

~試しにある朝のログをとってみました~
7:15スタート

・子どもを起こす
・白湯をつくる
・お弁当のごはん、おかずをレンジで温める
・パンをトースターで焼く
・牛乳をコップに注ぐ
・バナナを切ってお皿にのせる
・りんご1/4をミニうさぎに切る(残りは夫用)
・ソーセージを焼く(たまご焼きの日もある)
・コーヒーを淹れる
・豆乳ドリンクをつくる
・パンをお皿にのせる
・お弁当をつめる
・夜ごはんの味噌汁の出し汁準備(煮干し水出し)
・夜ごはんの野菜、フルーツを切っておく
・済んだお皿、コップを食洗器に入れていく

ここまでで25~30分ほど。

ここから子どもと一緒に朝食をとり、登園準備、その間に並行してダイニング、キッチンを片付けつつ、送り出し、自分の準備をして出勤です。これに、パンケーキを焼くという項目が追加になる日があります。前日に子どものリクエストを聞いておき、朝からパンケーキを焼くのです。何のため?「子どもが食べたいというものを、食べさせてあげたいため」です。

以前なら「平日の朝から、絶対ムリ」と、トライしようともしませんでしたが、こうやって書きだしてみて、工数を把握すると、あと5分早くスタートすればいけるかも、前の晩に使う道具を出しておけば(ついでにシミュレーションしておけば)できるかも、などと可能性が広がります。そして、結果子どもの喜ぶ顔が見れる上に、自身の「できた!」という自己効用感もアップ。一日のスタートが機嫌よく切れるという訳です。いや、バッタバタですよ。毎日はできません。でも予め決めて、挑む。そうやって管理できるのが手帳のよいところだと思います。

書き出さなくてもできるわ、というタイプの人もいます。そもそもパンケーキを朝食に出さない、という人もいます。朝の体力はできるだけ温存したい、という人もいます。人の特性、選択肢は色々。自分に合ったやり方で、人生の満足度を上げるために、日々鍛錬、その繰り返しです。

もうひとつ。ワーママになって「あー今日もこれができなかった」と凹むことが多くなりました。様々なことが同時進行で、中途半端で、達成感とは縁遠い毎日が続く。仕事?家事?育児?何ができなかったのだろう、と考える時間もなく眠りにつき、また時間に追われる一日が始まります。この思いをなくしたい、手帳を使うもうひとつの理由です。何ができなかったのか、これって「やりたいことができなかった」んですよね。じゃ、今日やりたいことって何よ、とこれも見える化。朝、ノートにタスクを書き出して、終わったら「済」ハンコを押していく(なんという達成感!)。今はそんな風に、毎日の気持ちと、行動を整えています。でも全部がうまくできる日はありません。それでいいのだと思います。手帳ネタになると熱が入ってしまい、長くなりましたが、どなたかの参考になれば嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?