あきらめる?明らめる?
スピリチュアルの世界は、よくわかりません。目に見えない力を信じるかと聞かれたら、どちらともいえないと答えると思います。なにせ、アドラー心理学を学ぼうと決めた一番の理由は、根拠のある学びがしたい!というくらいでしたから。でも、神社にお参りにいきます。新月の願いごと、書きます。シンクロニシティも、セレンディピティもあると思います。矛盾してる?
同じく、宇宙・・宇宙におまかせ・・と聞くと、「???」となりますが、この本はきっちり、頭で理解して、納得して、読み進めることができました。
お金の神様に可愛がられる 「3行ノート」の魔法/藤本 さきこ
自分の感情と向き合うためのノート術です。そもそもの、自分の感情を確かめる、という行為自体が、できているようでできていない。その発見からのスタートでした。私が先日資格を取得したBeing upシートセッションでも、オリジナルのカードを使って、まずはご自身の現状の直視=ネガティブな感情を確かめる、その後、なりたい自身の姿をイメージ=ポジティブな感情を、感じて、味わってもらう時間があります。この感情の言語化が、実は難しいのではないかと思っています。
そして、この行為自体が、「自己受容」の大切な第一歩となるのだということに、気づいてしまいました・・!
※自己受容=アドラー幸せの三条件の一つ目
あきらめるというと、自責感や他責感が漂いますが、明らめる=明らかに見ることで、自分を一旦受け入れ、自分軸を持って人生の選択を繰り返していけるようになるのではないでしょうか。
ところで、全く話は逸れますが、これを書いているうちに、20代後半で大恋愛した相手のことを思い出しました。修善寺の温泉宿に1泊した帰り、沼津港に寄りお土産やさんを見ていたところ、干物屋の店頭にいた名物おばさんらしき人が、「私には未来が見えるのよ」と言いながら私たちに近寄ってきて。怪しさ満載だったけど、話半分で耳を傾けてみたところ、私には大したアドバイスはなかったのに、彼の方には「あなた、40歳で社長になるわよ」と言っていた。その彼、それから数年後、海外へ単身で乗り込み、40歳を待たずして社長になりました。おー当たってる。占いも、信じたいところだけを信じて自分のチカラにすれば、なりたい未来の自分をつかみ取ることができる、ということを証明してくれたんだな、と。あのおばさん、彼と私の間にやがてやってくる未来(破局につながる一連の大波乱)は、見えてても言えなかったんだろうな。
話は戻りまして。昨日は新月でした。雨模様でしたが不思議な感覚で、願い事を10個書きました。スピリチュアルの世界は、よくわかりませんが、現状を変えたいと何かを願う時、なりたい未来の自分の姿をイメージしてみる、それができるということが大事なのだと思います。