海って危険?ダイビングのライセンスをとる意味とは?
海って危険?ダイビングのライセンスをとる意味とは?
海って危険?
去年交通事故で亡くなった人は3532人。
データが2017年しかありませんが水難事故で亡くなった人は654人です。
そのうち
海:384 人
河川:174 人
湖沼池:57人
用水路:55人
プール:2人
その他:7人
死者・行方不明のおもな行為別
魚とり・釣り:219人
水遊び:61人
水泳:47人
作業中:44人
通行中:42人
シュノーケリング:18人
ダイビング:12人
水難活動救助中:11人
ボート遊び:8人
陸上遊戯・スポーツ中:6人
サーフィン:4人
その他:40人
不明:167人
データから見ると、釣りって危険なんですね。意外な結果かもしれません。ダイビングの仕事をしていますが、シュノーケルのほうが亡くなっていたり、釣りをしている人の方が亡くなっています。
ちなみに、ダイビングのアクティブユーザーは60万人いるらしいので、事故率は5万人に1人です。
水以外のスポーツはどうなのか?
より詳しく書いた事があります。
そしたら以外なスポーツが危険な事がわかりました。ダイビングの事故は、ほとんどが防げた事です。きちんとルールを守り、技術をつけ、体調管理に気を付けていたら安全です。ライセンスのランクによって潜れる範囲や、人数比も決まっていますが、残念ながら守られていない事が原因もあるみたいです。交通事故も誰かが交通ルールを破る事が多くの理由のように、ルールを守れば安全性はとてつもなく高まります。
会社としてのミッションが明確に浸透していると、マニュアルは必要なくなる場合がある。スターバックスがそうあるように。
自分の組織にもあります。
【安心安全】と【第三の居場所】です。
その為に何をすべきか?はこの2つの根拠があるとわかりやすい。
もっと、ダイビング業界はオープンにしていかないと廃れていくと考えています。認定証をとる意味をきちんと伝えるべきですし、ダイビング事故が毎年おきている事実も発信すべき。ダイビングコンピューターの重要性、ライセンス講習の意味、認定カードを持つ意味も、多くの方に届けるべき。
防げる事故は多い。。。
ダイビング講習の簡素化、それって講習受ける意味あるのかな?と思っています。簡単にとれたほうが喜ばれるかもしれませんが、きちんとした講習受けないと危ないです。体験ダイビングでも、水深3メートルでも亡くなっています。夏にプールで亡くなる人がいるように、浅くても事故はおきます。ダイビングは、きちんと講習受けてルール守ったら危険ではなくなりますが、そうしないと危ないと思っています。
これからダイビングをしようとすると、やはり「短期間でとれたほうがいいと思う」方が多いのでは?というのが業界の中である気がしています。しかし、学科講習の簡素化、プール講習や海での講習の内容の省略化に進むのが果たしてダイバーにとっていい事なのだろうか?それが時代の流れなら、僕の店は逆行しています。
しかしそれでいいと思っていますし、この道がお客様にとって一番幸せな道だと信じています。何よりも優先されるべき事はお客様の安全です。きちんと潜れば、楽しい事しかないスポーツがダイビング!その先に店の繁栄もあると思っています。
楽しいし癒されるし特別な時間を経験出来るこの遊びを伝えたい!!
多くのダイビングスクールが、どんどんCカード講習を簡略、簡素化、へと進む中、学科講習、プール講習、海での講習を簡略、簡素化せず、より丁寧に、講習項目をきちんと遂行し続ける道を選んびました。
ライセンスをとる『意味』が『早く』ではなく、その後の『安全、安心』であると信じております。そして、海で沢山癒され、楽しみましょう!!!!
大阪梅田でダイビングスクールをしています。冬も冬用スーツを着ると寒くないので年中関西の海でダイビング講習をしています!