僕にとってのウェルビーイングのためにはホスピタルアート
僕にとってのウェルビーイングのためにはホスピタルアートウェルビーイングのために
じゃあ、「自分にとっての個人や社会のよい状態とは何だろう?」と考えた時、僕が思うのは、「日本中の病院にホスピタルアートが普及した状態」だ。こう思っているが、実はまだまだ達成はしていないのが現状です。僕たちは海の写真をホスピタルアートとして病院で展示をする活動をしています。(ホスピタルアートとは、絵や写真などを病院で展示をして癒しの空間にするアートのこと)これまで17ヶ所の病院で実施させていただきました。今も国立奈良医療センターで展示をしています。
自分自身の子供の頃の闘病経験からこの活動を開始し、日本中の病院でのホスピタルアートの普及が夢。最初は展示の許可がなかなか出なかったものの、一か所一か所出来るうちに、許可も徐々にいただけるようになりました。
明日にでも日本全国の病院で展示される状態が、自分にとってのウェルビーイング。そうじゃないのがもどかしいし、悔しいし、寂しいし、つらい。今も日本中には闘病されている人は沢山います。そのことを知っているのに、ホスピタルアートがあまりないこの現状がつらい。闘病することがどれだけ大変で、どれだけしんどいか、自分も生後3日で手術を受け、12年間通院をしていたので知っています。
通院中、よく「いろいろな絵や写真がもっと壁に貼ってあったらいいのにな、気がまぎれるのにな、なんでここの壁には何もないんだろう?どうして真っ白なんだろう?持ってきた本も読み切ってしまったし、もうすぐ診察だけど、何をしておこうかな、もう一度この本でも読もうかな」なんて心の中でつぶやいていた、自分のような人たちはたくさんいる。
それを知っているのに、その課題が解決されていないのが寂しい。
しかし、嘆いても、展示は増えない。
そして、願うだけでは展示は増えない。
なので、僕は、僕たちは今年も新たな病院でホスピタルアートを展示させていただきます。
これが僕のウェルビーイングのためにできること。
あなたのウェルビーイングとは何ですか?
ホスピタルアート活動
大阪でスキューバダイビングスクールをしています