第35話 鳥越村での生活
小学生の子供2人を連れて、私は自然の豊かな山手の村に引っ越す事にしました。
いったいどれだけ引っ越しをするのでしょう。ここまで来ると人生はある意味で旅の様なものです。
当時住みたかったところ、鳥越村の横並びの平屋の高床式の家が10件向かい合う、村営住宅に入る事が出来たのです。そこには当時運命的に出逢った😀友人が暮らしていました。彼女はのっぽ君で買い物している私に声を掛けて来たのです。
「こんにちわ~前に鶴来のお店に家族で来てくれた方ですよね~」その時、住所を交換して、しばらく手紙のやり取りをしていました。
手紙の内容は、自分たちが求めている暮らしの事。畑をしながら自然育児がしたい、火のある暮らしをして、料理をして、仲間がいて、という語り出すとキリがない夢を、お互いが綴り合ったのでした。
そのご縁があって、数年たって友人の暮らす鳥越村に引っ越す事になったのです。彼女は当時、古い家を買って、薪ストーブで家族と犬と暮らしていました。料理上手でよく食事やお茶を振る舞ってくれ、近くには畑やフリースクールもありました。そこで私は畑をやらせて貰ったり、手作り市に出店という形で参加させて貰いました。子供たちとそば粉パンを焼いて、黒入り玄米コーヒーと一緒にお店を出して楽しかったです。
今思うと自然環境も友人関係も特別でしたね。そこでは皆が子供達と共に、より自分と向き合う事をしていた気がします。
~その友人の友人も近所で暮らしていて、うちの子供と同じような歳の子供たちが何人かいたので、よく一緒にご飯を食べたりしました。その友人家族はベジタリアンで、🙂タヒチアンダンスを踊っていたり、天然石を販売していたりと、今思うと相当が個性が強い人達に囲まれていておもしろかったです。そして、いつも家族の様に付き合ってくれていたのを想い出します。ありがとう。😃
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